『JAZZ ELECTRIC』を語る⑤ ステージングとは? | 日本在住ヴォーカルアーティスト♪クライド•ウィリアムズのブログ〜For Those Who Love To Sing〜A Blog By Clyde W.Williams Jr.

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自ら立ち上げた都内のヴォーカルスタジオ『TheVoiceSpace』、ライブイベント、音楽への想い、について。




こんにちは、クライドブログ管理者のエリコです


今回も前回に引き続き、『ステージング』についてのクライド氏の見解です。


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(マイクを持った途端顔が引き締まります❗️)







お客さんはアーティストに、何か連れて来て欲しい気持ちがある。ライブに行って、自分がこの地球にいない様になりたい。上手な歌だけではそうならない。もっと欲しい。お金払ってるから当たり前。 アーティストが当たり前でそういうことしなくちゃいけない。)


:     アーティストは自分がプロだったら、ただ歌ってるだけでいいと思ってるんなら、多分ライブやっちゃダメ、と思う、私。人の前でやるんだったら、エンターテインしなくちゃいけない。そういう風に思わない人たちが、何処かなにか間違えてる。
人がお金払ってるし、その人が2,3ヶ月我慢してお金つくったかもしれない。
そのアーティストが大好きで、これが最後の…今月最後の1万2000円。これから1ヶ月パンとバター(だけ)で食べなくちゃいけない。お金がないから。
そういう人達いるの。
だから、そのお客さんが払ってるお金、お客さんが『来て良かった』(と思う。)、その為にエンターテインしなくちゃいけない。
あともうひとつ、シンガーはエンターテイナー❗️
もし人の前でライブやるんだったら、エンターテインしなくちゃいけない。これもう決まり。
他の考え方がない。

:     じゃあ先生も、人前で歌い始めた時、最初からそういう意識でやってたの?

:     ……思ってた。けど、経験がない、勉強してない。…困ってた。ステージの上で…爆発になった。
もう、何して良いかわからないけど、何か、身体が動いた。
その時は…10代とか…多分可愛かった。

:     何をしたの?

:     もぉ~何やったか…~_~;
エリコもぉ~、もうたぶん、カベ登ってたかもとか、シャンデリアぶら下がってとか、あと何?…あの~逆さまで…
……もう多分カッコイイことしなかった。

:     (クライド氏のシャンデリアぶら下がりを想像して爆笑)なんか凄いことしたんだ?

:     何やったか…もう速過ぎて…
何かしなくちゃいけないのはわかってた。できないことしようと思った。
ダンスとか色々、絶対ダメ!だったけど、若かったから可愛かった。
その若さ、で お客さん多分笑って許して、『カワイイカワイイなー坊や坊や』、多分そういう感じだった。  
でも何回かライブやって…どんどん可愛さが足りなくなった。困ってた。もう可愛くないのわかってる。けど自分が何もできなかった。
そこから、ミュージカルとか、やるのが始まったから、すこーしずつ、先生が…。
初めて人から『こういう事しなくちゃいけない。もうちょっとマイクとか、ステージの上、動かなくちゃいけない。』
そういう話し聞いて、『あ、そうか!だから皆ステージの上で動いてるの!マイクこっちからこっち持って来て踊ってるの!』とか、わかった。それで、自分が、色々気付いて、練習して、出来る様になってきた。

:     ふーん。じゃあミュージカルをやり始めて、ちゃんと学んだ、身につけたって感じ?

:     そう。

:      ミュージカルを始めたきっかけって、そういう想い(何もできなくて困ってた)が、強かったの?

:     ミュージカルは素晴らしかった。ダンスしなくちゃいけないし、話さなくちゃいけない。ジェスチャーもしなくちゃいけない。全部入ってる。

:     だからやろうと思ったの?

:     そのつもりでやったんじゃない。

:      ?


⑥へ続く。



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