こんにちは、クライドブログ管理者のエリコです
今回も前回に引き続き、『ステージング』について、クライド氏の見解です。
(ミュージカルは素晴らしかった。ダンスしなくちゃいけないし、話さなくちゃいけない。ジェスチャーもしなくちゃいけない。全部入ってる。)
エ: だからやろうと思ったの?
ク: そのつもりでやったんじゃない。
エ: 違うの?
ク: ミュージカルやったのは、友達のサポートで、オーディション一緒に行ったの。
エ: どういうこと?
ク: 友達が、オーディション行って、『緊張してるからクライド一緒に行って!』(と頼まれた)。
それで一緒に行って、審査員の人が彼女に『17才位の黒人の男の人で歌が上手い友達いないの?』…聞いて、
『あー!いるよ。いま外で待ってるの』
『呼んで!』
呼ばれて、その審査員の人が
『ミュージカルの事興味ある?出たい?』
とか、そういうこと私に聞いて、
私が歌ったら、
『上手いねー!ミュージカル出たくない?』
…ミュージカルは何かどうかわからなかったけど…
エ: え、知らなかったの⁈
: もうほとんどわからなかった。
エ: じゃあ、そのころNYに出て来てたんじゃなくて、そのオーディションの為にNYに行ったの?
ク: 違う違う、その時NYじゃない。テネシーでオーディションがあったの。
エ: 違うんだ、ふーん。
ク: オーディションはメンフィスであった。 けど、その(オーディションした)会社は、NYの会社。
たまたまそこでオーディションやってたの。多分色んなところに行って、人を探してた。
エ: アレックス•ヘイリーさん(注)(の会社)だよね。
ク: うん。多分色んなところ行ってて、その時はメンフィスだった。
それで、本当に本当に、たまたま、どんどん色んな事があって、知らない内にNYにいたの。
エ: 知らない内にNYにいたの? ハハハ
ク: NYに行くつもり…行きたいとかあんまり……あー思ってたかね?…
けど、そういうつもり、行きたい、で行ったんじゃない。
『…OK。…OK。…いいよ、OK。』
で軽く言って、朝起きたらNYにいたの。
そういう感じ?
エ: あ、そうなんだ~
ク: 行きたいから行ったんじゃない。
ミュージカルやりたいから行ったんじゃない。
エ: 夢を見て、行ったわけじゃないんだ。
ク: そういうんじゃない、そういうんじゃない。全然!ちょっとでもない!
エ: ふぅーん。じゃあその頃何もしたい事がなかったの?
ク: その時は~…何もしたくないんじゃないけど、何がしたいのか?…もう困ってた。
もう…
『何の為に生きてる? 』
『もう高校卒業するの、これから何するの?わたし何もできない…❗️❗️』
丁度そういう時期。
エ: あー、前話してたね。。
ク: 不安ジョンだったよ。
エ: 不安ジョン?…何それ?
ク: ジョークだよ。 ふ あ ん ジョン。
エ: へ…?…わかんない…(・・;)
ク: …似てるちょっと。
『ふあん』『じょあん』
エ: ……………………………………
ク: あ、もういい。
エ: ブログ載せていい?
ク: ……あー!(違う角度からのダジャレを思いついたらしいです。)スペインの名前、『ファン』が『不安』そういう感じ!スペイン語で『ファン』は英語で『ジョン』。
『ファン、不安。』…そういう時期だった。。
⑥へ続く
(注): Alexander Palmer Haley(レクサンダー•パーマー•ヘイリー)
アフリカ系アメリカ人作家。その著書である『ルーツ』によって有名。
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