「国宝犬山城と桜と、」ギシギシ床音映像あり | MU-PHOTO Blog (フォトアート・デザインフォトなど)

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春だし、桜だし、・・であるのだが、


綺麗だなぁ~ビックリマークと、街中の桜を撮っても、


いざ作ろうとすると、創作意欲に繋がらず・・・


引きの桜、寄りの桜、

今までいっぱい撮ったり作ったせいもあるが、

何だか、もういいや。って感じで・・・


  (秘境や野生の桜の方が燃えるのかも)


            *

   

そうこうした中、

よしっ、と、犬山城へ撮りに行ってみた。


犬山城は、愛知県は犬山市にあり、

コンクリートの名古屋城と違って木造の城で、

国宝に認定されている。


   室町時代の天文6年(1537年)に建てられ、

   天守は現存する日本最古の様式。


   → 犬山城のサイト



昨年、岐阜城を撮ってギャラリー化したが、

すんません、城マニアってわけではないです。汗


ただ、名古屋ローカルな話、

平安通の駅から電車1本で行けてしまうので、

私の場合、行きやすい場所。



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春、せっかくの桜シーズンなのに、

このところ天気が悪く、曇や雨が続いている。


本当は、晴天の犬山城+桜を撮りたかったが、

雨が続く天気カレンダーと私の予定から、

曇りでも撮りに行くしかない。と、強行した。


幾らか、雲から青空が現れたものの、

全般、曇り空・・・


   ※以降の画像、簡易な加工での作成です。


            *

犬山城は、木曽川沿いに建つ山城。
   (以降に、天守から撮ったフォトがあります)


いきなり、こんな写真からですが、
犬山遊園駅で降り、木曽川沿いに犬山城へ向かう途中。

この他、犬山駅で降り、城下町を散策しつつ
城へ向かうルートもある。
(夕方になると閉まる店が多いので、
散策したいなら、こちらが良い)


犬山城の入場門。
ここへ登る途中、三光稲荷や針網神社などがある。


・・・で、国宝の犬山城内へ。


最初は、わりと普通なアングル写真から。

犬山城は桜の名所ってわけではないが、
歴史ある木造の城と桜の組み合わせは、画になる。


白帝城とも呼ばれる犬山城は、
名古屋城のような大城ではないが、


濃尾大地震(明治24年)で半壊したものの、
コンクリではなく、従来の木造で修復され、

外観も天守内も、まさに城。

城に朱や紅は似合うので、ローアングルで紅を入れ。
また、雰囲気を。と思い、
撮っている方が映ったものを使用。

犬山城の手前に木々が多く、
時に、幹や枝が邪魔になったりするが、
山城だし、桜だし、わざと枝越しに構図撮り。


城の外観、もっと撮りましたが、
そろそろ天守内へ。

天守内から外撮り。
黒と光と桜。って感じで。

こちらは、天守内から見える木曽川。
その昔、当時もこんな風に見えたのだろう。

最上階の回廊からの景色。
木曽川と、奥の小山は、飛騨木曽川国定公園。

反対の東側。
奥の鉄橋は、名鉄犬山線が走る。

夕方近くになり、
一通り撮り終え、茶店前でホットコーヒーを飲む。
すると、風が吹き、花びらが・・・


犬山城、このぐらいにします。


城のスケールは大きくないものの、

何といっても、昔のままな木造城が見られ、

天守の中へ入れ、


急こう配な木造階段に、おっかなびっくりし、

ギシギシ鳴る床は雰囲気抜群で、

戦国時代の武将たちの様を想像できる。


オマケ。ギシギシ鳴る床の音です。 → YouTubeを見る



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ここから、色々撮りの桜。

桜の木々全体が映ったフォト、

花びらに寄って撮ったもの、


そういうの、今年もたくさん撮ったものの、

ここに載せる感じでもないや・・・と、やめ。


なので、変った系をいくつか載せます。

   (以降、ざっと加工したもの)



名古屋城内で撮り。
といっても、分からないですね^^;
城が映り込んだもの載せろよ~ですね。

これも分かりませんが、名古屋城の外堀。
本当は、もっと汚い川色なので、
言わなきゃ分からないが、調整しました。

わりと普通な寄りフォト。
桜の花だけ撮ると、何処にでもあっちゃうので、
樹皮や幹が面白いものを選んで撮る。

作品展の案内サイトへ載せたもの。
まだ蕾の時期に撮り。名城公園。


ちょっと気持ち悪い??
蜘蛛の糸に桜の花が捕われ、風に揺れる。
(本来は、ダーク系好きなんです・・・)

どんどん散っていく。
風に吹かれ、土に還り、また来年の春に・・・


桜。


人々を魅了し、喜ばせ、感動させ、

あっという間に散っていく。


短命な命は、

自然のスケールからみれば、人も同じ。


だから人は、短命に花を咲かす桜に

心惹かれるのかもしれない。


命の限りがある中、

どうせなら、美しく咲きたい。