カラフルボディ研究所の所長、村井千波です。
数年前、常連だったらカフェでお友だちになったマキちゃんが
その後ピラティスにも来てくれるようになって(マキママもアロマに通ってます。)
結婚して、妊娠して、来年にはママになります!
そんなマキちゃんとのレッスンのとき、いつものように「体調は?」って聞いたら
「なんかお腹が大きくなってきちゃったんですよぉ〜!」
だって。
当たり前ですから(笑)
■不調の原因その1
こんなふうに、レッスン前には体調や気分をお伺いします。
ある方は「なんだかわからないけど、だるくてだるくて…」
「何もやる気が起こらないの。」
「今日は動けそうにないわ。」
そうおっしゃいました。
姿勢を含め、全体の様子を観察して
「またパソコンとスマホを見過ぎていませんか?」と聞いたら
やっぱりそうでした。
こんなときどうするかって言うと、まず目をたくさん動かしてみます。
パソコンの見過ぎは目の使いすぎかもしれないけど
目の動かさなすぎでもあるんです!
だから目を休めるより、目の奥の筋肉がたくさん動くようにしていきます。
それから、目と連動する背骨もたくさん動かしてもらいました。
背骨の動きに合わせて腕の動きもつけていきます。
60分経つころには、目がキラキラして、背筋もスッと伸びていました。
午後も元気に過ごせて良かったわ〜と後からメールをいただけました。
■不調の原因その2
体調を伺ったとたん、こんな怖いことをおっしゃるお客様も。
「肩に4〜5人憑いているみたいなんです!」
ひぇーーー
あ、実際には憑いていませんよ(笑)
ようするに、肩がパンパンだということです。
わたしはすぐにわかりました。
「最近食べ過ぎませんでしたか?」
その方は、その二日前にお誕生日でした。
お祝いにお母様とランチでパスタを食べて、夜もご主人とケーキを食べたそうです。
脂と、糖と、ちょっとしつこくて重たいお食事だったみたいですね。
そんなとき、胃の蠕動運動がより活発になります。(消化のために胃自体が動くこと)
そうすると胃の裏あたりの背中が硬くなり、その上の肩周りや首も硬くなって
なんだかパンパン…となるんですよね。
ここから頭痛を発症してしまう人もいるんですよ。
こんなときはまずは深い呼吸が大切。
胃がパンパンだと横隔膜の動きも小さくなるから、呼吸も浅くなっています。
呼吸をしっかりしながら、背骨の屈曲、伸展、回旋をするエクササイズと
背中の筋肉をしっかり働かせていきます。
終わったときに、肩の4〜5人の方たちは消えていたみたいで良かった(笑)
■なんで原因を見つけるのが早いのかっていうと
皆さん継続してレッスンを受けてくれています。
だからレッスンの中で、自然と日常のお話もたくさん伺います。
その方がどんなことが好きで、どんな生活をしているのか
だいたいわかります。
なので、体調がイマイチなときもピンとくるんですよね。
だるいからこのエクササイズで
肩こりだからこのエクササイズ…
ではないんですヨ。
この方はこういう生活をされていて、こんなクセがあって、こんな気持ちだろうから
こんなことが原因じゃないかな?
だからこれをやると楽に、気持ち良くなる!
ってわかるんです。
■お友だちよりもお客様のことをよく知っている
もしかしたら、お友だちやご家族より、わたしのほうがお客様のことに詳しいかも。
実際ご家族でレッスンにいらしている方で、お母様のこと、娘さんのことを
わたしに聞いて確認する、なんて親子もいらっしゃるんですよ(笑)
ね、なおちゃん♡
まぁ、そういうことだけじゃなく、動きのクセは心のクセなので
この方はこんな思考パターンがあるんだな、とか
たぶんご家族では気づきにくいことだったり
お友だち同士では気にしないことだったり
そんなことも動きを見ているとわかってきます。
■継続することの大切さ
ピラティスじゃなくてもいいと思うんですよ。
信頼できて、ご家族やお友だちと同じように思えるセラピストやトレーナーで
施術やトレーニングするだけじゃなく、日常のこともお話できる関係になれたら
あなたの身体が楽になる近道になるはず!
だから、colorfulbodyにいらっしゃるお客様って、わたしも大好きな方ばかり。
片想いでは施術やトレーニングの効果って半減しちゃうんです。
もしあんまり効果を感じられないな…と思ったら、他の人にお願いしてみるといいかもですね。
そこに遠慮はいりません!
続けているとやめにくい…なんて思わなくて大丈夫ですよ。
安心してください♡