「汗の役割は脳の水冷 髪の役割は脳の空冷」
一昨日の記事「髪の悩み講習」で使った言葉だが、これから本格的な熱中症の季節を乗り越える為の野人理論だ。
何故これほど熱中症が広がったのか。
その理由は3つある。
1、髪の役割がわかっていない
2、汗の役割がわかっていない
3、本来の復元力が不十分
「髪の毛が何故あるのか答えられる人はいない」が世界の常識。
つまり、眉毛やまつ毛や鼻毛の役割は常識通りだが、他はわかっていない。
あごひげや胸毛やすね毛などの体毛は進化のなごりでよいが、重要な役割を持つ頭髪や腋毛や陰毛を「わかりません」で済ませたことが問題だ。
この3つは他の毛のような個人差が少なく、頑なにその存在を維持している。
伸び続ける頭髪、一定の長さとウェーブを保つ腋毛と陰毛。
絶対必要だから頑張っているとは考えればよい。
髪の隙間による空冷は通常、汗による水冷は非常事態、気化熱による冷却が「帽子」などで機能しなければ生命の危機。
脳の温度が上がる時期、状況での帽子は最悪、坊主頭では初期空冷の役割も果たせない。
熱中症防止策としての「小まめな給水」は関係がない。
がぶ飲みしてバテて代謝不調、逆効果になることのほうが多い。
幼少期には、陽光が原因の日射病はあったが、高温多湿が原因の熱中症など聞いたことがない。
日本の夏は何処でも高温多湿でクーラーなどなかった。
熱中症が急激に増加したのは20世紀の終盤から。増加率は半端ではない。
熱中症の直接の理由は室内温度や帽子による頭部気化熱の妨げだが、全体的に急激増加した理由は上記3の「復元力不十分」
最も熱中症になる坊主頭に野球帽は半世紀以上変わっていない。
急増の原因はほぼ全員が体調不良、代謝機能が不十分だからだ。
その原因は「食べ物」であり、完全な生命エネルギー不足。
体温の維持が制御不能になる。
病気の種類や数の激増に比例して熱中症も増加した。
熱中症になりやすければ既に病不調の予備軍に近いだろう。
熱中症予防は、本来の食べ物で代謝を正常に戻し、炎天下の野外では風が通る日傘や木陰はよいが頭を塞ぐ帽子は厳禁。
水は喉が渇いた時だけでよい。
熱中症にかかった時は、脳の温度が危機的状況に上がるのだから下げればよい。 水道ホースで頭から水をかけるか、海か川に首まで浸かれば5分で復活する。 水道水は頭と首だけでも効果的だ。
血液は頭だけでなく全身繋がっているのだから、皮膚に近い全体の血管を冷やした方がさらに効果的で頭は一気にスッキリ、血管をラジエター代わりに使えばよい。
体の芯まで筋肉臓器を冷やそうとすれば数時間かかるから、脳の内部に行き渡る血液が一番。
涼しい所に寝かせても、表面だけ冷やしても脳の内部はすぐに冷えない。
冷風扇風機や表面の氷では脳内の冷却に時間がかかり過ぎる。
限界まで我慢したサウナから出て水風呂に入れば中まで瞬時に冷える、これが一番だな。
野人理論を理解、納得した人は実践すればよい。
半世紀以上 人の何倍も紫外線を浴び続けた野人
炎天下でも帽子は不要 逆効果 熱中症を促進
真夏に帽子を被った画像は1枚もない 50年近く・・
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