こんにちは。
『授乳タイムをリラックスタイムに』を合言葉にラクな育児を応援している助産師の佐藤千鶴です
札幌・札幌近郊で母乳育児・育児相談を出張訪問でしています
授乳が軌道にのると割と早い段階で出る質問の一つで「卒乳っていつすればいいんですか」というものがあります。
この質問が出たときに答えるのは「やめたくなったらでいいんですよ」と答えています。
「〇歳になったらやめるものではなく、本気でやめたいと思ったらやめていいけど、赤ちゃんの免疫のことなど考えると早い段階でやめるのはお勧めはしないですけどね」と付け加えます。
母乳育児って赤ちゃんだけじゃなくママ自身にもメリットあるから、総合して考えるといいよ~ともお伝えします。
ここで伝えるママのメリットは
長期で授乳している方が乳がん・卵巣がん・子宮体がんのリスクが下がる
ママ自身が糖尿病・高血圧・高脂血症などのリスクが下がる
などを簡単にお話しします
赤ちゃんのメリットだって
今いろんな病気から守ってくれたり、病気にかかっても軽症で済んだりすること
成人した時の肥満のリスク、生活習慣病のリスクが下がること
などもお伝えします
仕事復帰がある方には
保育園に入ってからも母乳育児を継続していた方が病気のリスクが違うこと。
病気にかかっても軽症で済むこと。
結果それらのことは自分が休むリスクが減ること
などメリット多い
2月頃に4月復帰のママが「母乳をやめた方がいい」と思って年明け1月から他の助産師に相談して回数を減らし始めたけどトラブルが多くて困ると相談されました。
2月の時点で赤ちゃんは7か月。
母乳分泌量はいい方で無理な減らし方をしていたので、張りがひどいということでした。
保育園に入れるなら母乳をやめなきゃいけないと思っていた
母乳はやめるか今まで通り継続するかの2択しかないと思っていた
この2つの誤解からトラブルが多いやめ方を選んでしまったようなのと、アドバイスが十分にできない助産師に出会ってしまったことで、おっぱいが昼間張って張って辛いということでした
まず私がしたことは
保育園に入るからこそ母乳育児は継続していた方がメリットあること
母乳をやめなきゃいけないという誤解を訂正
トラブル起きないように復帰を迎えるためにすること
をお伝えしました。
お母さんの希望は
母乳は続けていいなら続けたい。
仕事の時間はおっぱいが張らないようにしたい
復帰してから搾乳することは仕事上難しいので、4月の入園までにコントロールしておきたい
これだけでした
「全然簡単だよ~。できるよ~」
とお伝えし、8時~17時までを張らないようにしたいママの希望を叶えるべくアドバイス
2週間そのアドバイス通りに実践してもらい、昼間に起きていた「おっぱいの張りが辛くて搾乳する」という問題も解決し、3月に入るころには安定し、母乳と離乳食で無事4月復帰を果たしました
改めてお伝えしたいこと。
母乳は保育園に入ることが決まっていてもやめなくてもいい続けたいならトラブル起きない程度に続けることができる
母乳のメリットはいつまででもあるから、少ない量を継続していくのも一つの方法
やめるのはいつでもできるので、ママの心が安定する程度に続けるのも一つ
周りから「そんなに辛いならやめたら?」「保育園に入るならやめないといけないよね?」などと無責任なアドバイスをされても気にしない。それと正しいアドバイスをくれる助産師に出会ってください。合わないと思ったら違う人を探す!
母乳はいつまでも母乳です。〇歳になったら水になることはない(たまにいます。「〇歳になったら母乳なんて水みたいなもんなんだから」という人が)
間違った知識・間違った情報・間違った認識で、本当の気持ちをないがしろにしてやめる必要はないのです
もちろん、何を説明されても「本気でやめたい」と思っている人に対しては「やめる」という選択を尊重しています
近いうちに卒乳講座を再開しようと思っていますが、個人的に早く相談してい方は是非ご連絡ください。
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すべてことに感謝