こんにちは。
『授乳タイムをリラックスタイムに』を合言葉にラクな育児を応援している助産師の佐藤千鶴です
札幌・札幌近郊で母乳育児・育児相談を出張訪問でしています
今日は母乳外来の話です。
先月、母乳相談で会った方の話ですが、その方は3人目で、お子さんが6か月を過ぎていました。
乳腺炎を繰り返していた方で、8月に仕事復帰を控えていました。
7月にお会いするまで出産した施設で診てもらっていました。
乳腺炎の急性期は過ぎていたのですが、5月から乳腺炎を繰り返していて、1度ひどい乳腺炎になり入院までしていました。
その後仕事復帰があるので、復帰してからもひどくなったら困るのと、なんとなくひどくないけどチクチクする痛みが続いているのを何とかしたいとのことでした。
そもそもの乳腺炎の原因は、
不適切なポジショニングとラッチオン
分泌が少し多めで需要と供給のバランスが取れていないこと
肩こりなどにより循環不全
などがあるようでした
今まで通っていた産院の母乳外来は、症状が出たときのみの対処(薬の処方、一時的なマッサージ)だけで、乳腺炎を繰り返す原因は考えてくれなかったそうです
一度、相談に来て原因になることを修正して、2回目の時にそのママが言いました。
「友だちに母乳外来に行っていると言ったら、『えっ⁉もう6ヶ月なのに母乳外来に行くの?変じゃない?』と言われた。3人目なのに母乳外来に行ってもいいのかな?」
1人目でも、2人目でも、3人目でも母乳外来に行っていいい、母乳相談してもいいです
子どもが何か月になっても、何歳になっても母乳外来に行ってもいい、母乳相談に行ってもいいですよ。
遠慮なんかいらないんです
友だちや、家族にいろいろ言われても、その人たちに狭い知識に流されなくていいですよ。
出産したことがある友だちでも、自分の経験が母乳のトラブルがないとわかりません。
だから相談してくださいね
3人目でも子どもはそれぞれ違います。同じ経過をだどるわけではありません。
どんなことを相談していいのかは、下記を参考にしてください。
母乳育児・授乳に関係すること
母乳が足りていないのではないかと心配
混合栄養からなるべく母乳栄養にしたい
母乳分泌を落とさないで混合栄養でやっていく方法を知りたい
乳頭にキズがあり痛くて吸わせられない
乳房に痛みやしこりがある
乳腺炎のような症状がある
乳頭に白斑がある
授乳後にとてつもなく辛い乳房・乳頭の痛みがある
乳腺炎を繰り返している
授乳とは関係なく、なんとなく気になる痛みが頻繁にある
母乳分泌が多すぎて困っている
赤ちゃんが母乳にうまく吸いつけない
赤ちゃんが乳首に吸い付いたときに痛みがある
赤ちゃんの体重の増え方が気になる
搾乳の方法・保存の方法を知りたい
卒乳・断乳の方法が知りたい
卒乳・断乳後のお手当てが知りたい
母乳育児中に薬を内服していいか情報を知りたい
仕事復帰の予定があり、母乳をどのようにしたらいいか迷っている
仕事復帰or長時間子供と離れるため母乳をどうしたらいいのか知りたい
授乳中に妊娠が分かり不安
補完食(離乳食)の進め方に悩んでいる
赤ちゃんが哺乳ストライキを起こしたのでどうしたらいいか困っている
上の子も母乳を欲しがるのでどうしたらいいか悩んでいる
母乳と虫歯の関係が心配
他の相談室や助産院に通っているが方針が納得できなくてかかりたい
母乳育児中の食事について知りたい
完全ミルクだけど、ミルクの量がわからない
こんなことなどなど、授乳・離乳食(補完食)のことについて知りたいことがあればお気軽に相談くださいね
次回のブログは、上記の赤字にした「授乳とは関係ない痛み」について書きたいと思います
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