こんにちは
『授乳タイムをリラックスタイムに』を合言葉にラクな育児を応援している助産師の佐藤千鶴です
札幌・札幌近郊で母乳育児・育児相談を出張訪問でしています
前回からのブログからの続きです。
前回のブログでは、母乳外来には何人目でも、何か月でも行ってもいいとお伝えしました。
そして次のブログは下記の件について書くとお伝えしました。それは、
「授乳とは関係なく、なんとなく気になる痛みが頻繁にある」ことについての話です。
どうゆうこと？？
と思うでしょうが、最近こうゆう症状の方に出会います。
この特徴は
授乳とは関係なくチクチクした痛みがある
人によってはチカチカするような痛みとか、何とも言えない不快な痛みと表現する方もいました。
その痛みはすごく強いものではなく、我慢しろと言われるとできるけどでも気になるし、ちょっと辛い
痛くて動けないわけではないけど、不快なのが1日何回もある
熱の出る乳腺炎とは違い、熱もないし、しこりもない
一般的に皆さんが知っている乳腺炎のあとにもこのような症状が出ます。
これらの症状がある場合を、「慢性の乳腺炎の状態」とか最近の考え方で「亜急性乳腺炎」とも言われています。
乳房・乳頭のレイノー現象と同じように
乳房にしこりや赤み・痛み、熱が出るなどの症状がないため、産院でやっている母乳外来では「わからない」とか「気のせいではないか？」と言われて終わるそうです
このような症状があった場合は、乳房の中に慢性の炎症がずっとあるので、少し長めに抗菌薬を内服していくと症状が落ち着いてきて、痛みが消失します。
私は助産師なので薬の処方はできないので、信頼できる母乳育児に理解のある小児科医を紹介しますので、いつでもご連絡ください。
私自身もその小児科の母乳外来を担当しています。
このような症状で受診したときによく言われるのが、
「気のせい」
「おっぱいが作られる痛みでは？」
「しこりもないけど本当に痛いの？」
「精神的なものでは？」
などです。
私はこれらを言われたと言われるたびに「バカにしないでよね」と思ってしまいます
もっと真摯に人の訴えに耳を傾けてほしい。
おっぱいが作られる痛みが、こんなに長く頻繁にちょこちょこあるとは思いにくい。
気のせいの痛みって何？
痛みが気のせいなことはないはず
だって痛いんだから。
精神的な痛みって何？
自分ではわからなかったら、わかる人のところに紹介してください。
ホント、困っているママさんを突き返さないで
わからないなら知識を増やす努力をしてくれ
と心から思う。。。
まずは遠方の方でもお気軽にメールや電話くださいね。
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NPO法人日本ラクテーションコンサルタント協会のHPから探すこともできますよ
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すべての事に感謝