こんにちは
『授乳タイムをリラックスタイムに』を合言葉にラクな育児を応援している助産師の佐藤千鶴です
札幌・札幌近郊で母乳育児・育児相談を出張訪問しています
働くママシリーズ第4弾は、『ママの健康管理と家事育児の分担について』についてです。
仕事復帰するにあたって、とても大切なテーマです
働きながら育児を続けるためには、何よりママが健康でないといけません。
母乳育児を続けていればなおのこと
もちろんパパの健康も大切ですが、日本のパパはあまり早く帰ってきません
子どもが小さいうちは、ママもパパも早く帰ってこれる仕組みになればいいのにね
実際問題ママが子どものお迎えに行って、夕食の支度をし、食べさせて、お風呂に入れて、寝かしつける。
これをママが一人でやっていることが多いのが現実
だから、ママが体調を崩すと家庭が回りません。
家は汚れ、食事はままならなくなることもある
一家の大黒柱はママだと言っても過言ではない。
と私は思っていますし、講座でいつも伝えています
パパは風邪をひいて寝込んでも、家はきれいだし、食事も普通に出てくる。要は、寝てるだけでいい。
「稼いでいるからいいんだ」という人もいそうですが、そうゆうことではないですよね。
だってママだって働いているんだから。
そして家族はどちらかに優劣があってはいけない。それぞれの役割を助け合いながら生活するものです。
ですから対等でなくちゃいけない。
最近は、ママと同じように仕事も家事も育児もできるパパもいるので、そうゆう人が増えてくればいいな~と思います。
話を戻しますが、ママの健康は大切!
特に産後の身体は疲れやすいです
産休で復帰、育休で復帰など人それぞれです。お休みした期間もバラバラですが、産後1年以内の復帰の方は、特に無理をしないでください。
産後の身体は、思った以上にダメージを受けていますから
お休みしていた分を取り戻そうと頑張る気持ちはわかりますが、徐々に仕事のペースは戻すようにし、まずは自分の身体と相談しながらやりましょう。
そこで、何点かポイントをお伝えします。
母乳育児をしている場合としていない場合に分けますね。
母乳育児を継続してる場合
母乳育児をしていない場合
朝は、起きなきゃいけない時間よりも20~30分前に少しでもいいから授乳をしましょう。寝ながらでもいいですから起きる前に授乳しておくと、支度している時に「お腹空いた~」と赤ちゃんがぐずらずにスムーズになることが多いですよ。
朝起きなきゃいけない20~30分前に早く起きて、ぐずった時の対応を考えておこう!何でぐずるかわかりません。お腹が空いた七日、もっと眠いなのかわからないので、いつもギリギリだと心の余裕がなくなり、イライラしますそうならないために、早く起きて準備を終わらせ、予期せぬトラブルにも対応できるように。
帰宅してからの30分は授乳タイムにして、ママも一度体を休めてください。帰ったらすぐに食事の支度にとりかかりたい気持ちはわかりますが、そうするとかえってぐずることも。。。
おっぱいで、心もお腹も満たしてあげると落ち着いて夕食の支度ができることが多いです。
帰宅してすぐに小腹を満たせるおにぎり・ヨーグルト・果物などを準備しておくとお腹空いた~とぐずらなくて済みますよ。
夜間の授乳を大切に。できれば添え乳をして身体を休ませることも大切です。
一緒に寝れるように、家事を誰かに任せるなどして一緒に寝て休息を取ろう
栄養も水分もしっかりとること。仕事しながら母乳育児をして体重がどんどん減る人がいます。しっかり食べて栄養補給もしてくださいね。授乳中、食べちゃいけないものなんてないですよ!
栄養をしっかり取ろう!仕事しながらの子育ては体力勝負です!
こう見ると、おっぱいをあげているから大変なわけではないと思います。
働きながらの子育てそのものが大変なのです
それと家事育児の分担についてです。
分担しようとすると「気が付いた方がやればいいんじゃない」と発言する方は、たいてい気が付かない方です。
ほとんどがパパ側がこの言葉を発言する人がいますが、たまにママの方が家事が苦手で「こう言ってしまう」という方もいます。
そしてお互いが、気が付いたときにすぐに動いてやれるタイプならいいのですが(そんな夫婦いたら理想ですね)、そうじゃないことの方が多い。
ですから、復帰前にお互いの分担できるところを話し合って決めておくことをお勧めしています。
「復帰前」というのがポイントです
復帰してからだとバタバタしてあやふやになり、疲れてくるとイライラしてケンカになってしまうことが多いからです
「見えない家事」という表現があるように細かい家事も多いですので、それもリスト化して実際に分担していってください。
そうしないと自分の仕事だとなかなかできないorやらないことも出てきます。
結果、気が付いた方ばかりやるようになる
不満が溜まってくる
雰囲気が悪くなるorケンカになる
この悪循環になるのです。
親と一緒に住んでいるとか、何かあればすぐに親のサポートが遠慮なく受けれる人はいいかもしれません。
でもそうじゃない人は、基本的に夫婦で乗り越えなければならない
私は講座の時に家事分担表の例を作りそれを渡しています。
実際のがこれです。(わざと見ずらくしています)
その家庭によってやることは違うと思うので、それぞれにアレンジしてくださいとお渡ししています。
細かいところで言えば、一言で『食事の後片付け』と言っても人によってここまでやればいいだろうが違います。
「食器や鍋を洗って、拭いて、片づけて、テーブルを拭いて、布巾を干す」私はここまでが『食事の後片付け』だと思っていますが、人によっては「食器や鍋を洗って、拭いて、片づける」までだと思っている人もいます。
そのちょっとした思いの違いが、積もり積もると「不満」となって爆発するのです
そうすると「私ばっかりやっている!」と思いしんどくなります。
これは育児も同じです
上記の分担表には育児のことも載っています。
二人の子どもですから、分担して助け合って二人で育ててほしいです
でも日本の現状は、ママが早く帰って子どもにご飯を食べさせ、お風呂に入れて、寝かしつける」までを一人でやっている人が多いです。
ご家庭によっては「お風呂に入れる」「寝かしつける」頃からパパが帰ってきてやるところもあるようです
そうなるとママは助かりますね~。
ワンオペのママさんは、残った家事はぜ~んぶ帰ってきたパパに任せて子どもと寝れるようにできると助かるし、嬉しいですね
そんなことも話し合ってみてくださいね。
お互いが責任もって仕事・家事・育児をし、頼るところは誰かに頼って、うまく手を抜き、自分を大切にしてやる。
そうすると、なんとかなります
お金がある方は、家事代行サービスを利用するのも一つかもしれませんね。
働くママは、専業主婦より、確実に育児時間は少なくなりますが、その分濃厚な育児時間を過ごしてくださいね。
大切にするもの、譲れないものを持つといいと思いますよ。
私は、子どもが小さい頃は、寝る前に「絵本を読む」ことを決まりにしていました
1冊で終わるときもありましたが、自分に余力があるときはリクエストに応じて何冊も・・・という時もありました。
そんな時間も今となっては貴重な思い出です
↑上の子が下の子に気が付いたら読んであげることも。癒しの写真です
子どもが小・中・高校生と大きくなった今でも毎日バタバタですが、小さかった頃よりはマシになっている私です。
働くママ歴17年ですが、少~しずつ成長していると思いたい
次回はシリーズ最終弾。いろんな施設やサポートなどお伝えしますね~
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すべての事に感謝