ハノイへ戻ってきました。
そう、ここは旅の出発点、バンコクへ行く前に経由した街、ベトナムの首都、ハノイです。
ラオスからバスで24時間、初のSLEEPING BUSは快適そのもの移動費:約40ドル
お金で快適は買えるんですね
ビエンチェンからの国境越えはメジャーどころのカオチェオで。
一旦バスを降りてラオス出国手続きをすませ、300mほど歩いたところでいざ入国。(なぜにそんなに歩かせる??)
ラオスと違ってセキュリティーチェックがあるのも当たり前で、写真をとっても怒られた
ラオス滞在期間が13日だったことをここで知り、まさにぎりぎりセーフ旅をしていると本当に時間や曜日の感覚がなくなるものです。。。
ハノイのバスターミナルへ到着するやいなや、早速“タクシー乗ってけ”攻撃が始まった
予想通りのベトナム人。すんごい勢いで声掛けてきます。
平気で洋服つかむし、気づくとバック開けようとしてないみたいな。
おそるべし、ベトナム人。。。
旅慣れしてきた私たちは格安ローカルバスにて市内へと移動
3000ドン(15円)
宿も3~4件見て回ったところで安くてきれいな“Ha Noi OPERA Hotel”(SINH CAFE OPEN TOUR)に決定
一泊4ドル、ベトナムは宿代、ちょっと高めかな。
この宿はハノイでよく見るツアー会社の系列らしく、多くのツアーを手配してくれるもよう。
早速ハノイでの観光目的であるハロン湾へのツアーをこちらで参加することに
片道3時間かけてハロン湾に向かうバス代と、4時間のクルージング、カヤック、鍾乳洞、水上家屋の見学、ランチもついて21ドル
他のツアー客に聞いてみると25ドルでカヤックなしだったり、申込んだ会社によって値段やオプションはマチマチ。
宿泊者ってことでうちらはお得コースだったかな
世界遺産ハロン湾。
その奇石の数は大小2000もあるそうな。
波のたたない静かな海に浮かぶその岩々の光景は、水墨画が似合いそう、、、。
ハ=降りる ロン=龍を意味するその由来は、はるか昔、外敵に悩まされたこの地に龍の親子が降り立ち、口から出したものが奇岩となり
外敵の侵入を防いだという、、、。
そんな神秘的な伝説のある、ハロン湾で過ごした一日は、あっという間でと~っても楽しかった。ごはんもメチャうまっ
特にはカヤックがおススメで船では行けない自然のトンネルをくぐって進む先の絶景具合と言ったらなんとまぁ
ちょいちょいアクティブな遊びを入れ込んでいくと満足する私です
ハロン湾ツアーに気を良くした私たちは、次の日もまた別のツアーへと参加することに。
サパはハノイから電車で約10時間ほど北西に上がったところにあるインドシナで最も高い山、ホアンリエン山脈中の山間部にある町です。
その昔、フランス人が開拓した避暑地で、周囲の山々には少数民族の村々が点在しています。
首長族(チェンマイ)をトレッキングで見学しなかったことに悔いが残っていた私たちは、このサパでトレッキング宿泊先もザイ族の家でホームステイをすることに
ガイドは黒い衣装に身を包んだモン族の“SHOSHO”(21歳・現地人にしてはめずらしぃ未婚女性)
歩き始めてすぐに急斜面を利用した立派な棚田が、、、
まるで日本のひと昔前の景色を見ているようで、どこか懐かしく、幻想的な風景が広がります。
村から村へ行き来するモン族、ザイ族、そして子供たち、、、行き交う人々はみな笑顔
POISON REEF、染めもの様の葉、丈夫な糸を作る麻、食用植物、、、ショショが色々教えてくれます。
途中、ショショの実家に寄ったり、日本が支援して造られた学校に寄ったり、見どころ満載
休憩スポットでは彼らが作った腕輪やバッグ、布などのお土産を“Buy for me~×100”と超押し売り、、、
しつこすぎたから記念にちょこっと買ってあげました
6~7時間かけてたどり着いたホームステイ先は多少 外国人用の造りになっていて、シャワーも完備。
ご飯の時間まで子供たちと折り紙したり、川まで案内してもらったり、私なりにTVやPCのない生活を楽しみました
ディナーは白米とフライドポテト、白菜の炒め物、チンジャオロース、豆腐の炒め物、鶏肉の炒め物等、基本 炒め物系が多かったです。
味付けも日本人好み。
私たち以外の欧米人は豆腐とか白菜の炒め物は不人気だったみたい。
無料でRICE WINEもあったりで夜はホタルを眺めながら、お互いの文化の違いや共感する出来事、みんなで宴、楽しかったです
次の日はバナナとパンケーキの朝食(これも外人用)をとってまた3時間のトレッキング。
前の日よりも過酷な道のりでした。
おかげでカップヌードルのランチがうまいうまい(笑)
荷物を預けてあるサパのホテルへとも戻ったらシャワーを浴びて早めのディナー(コース)をとり寝台列車に揺られ、ハノイへと戻ってきました。
なんだかパソコンを打っている自分が不自然に思う、近代文化を離れして2日しかたっていないのにとっても不思議な感覚におちいっています。
ふぅ、最後まで読んでくれてありがとう
明日はベトナム最後の王朝が置かれた町、フエへと向かいます。