34丁目の奇跡(1994) | HERO

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私の尊敬するMichael Jackson、Audrey Hepburn、イチロー選手、中田英寿氏について熱~く綴っていきます。

 クリスマスから3日も過ぎてしまいましたが、クリスマスネタです。
 
 
 クリスチャンでもないのに毎年クリスマスのお祝いをする事に違和感を感じながらも、今年もケーキを焼き、パエリアと鶏肉料理を作り、夫婦二人でお祝いをしました。
 
 いつもの夕飯に比べて少し豪華なだけで特別な事はありません。テレビ横目にただパクパクと食べ、特別な会話もなく、4時間掛けて作った料理はほんの15分で消えてしまいました。ああ、これじゃいつもとなんら変わらん・・・。クリスマスって一体・・・。
 
 楽しみにしていた有馬記念は、今年も去年同様、イチロー選手の10年連続200本にかけて“10-2”で勝負しましたがはずれてしまい、大好きなブエナビスタとの組み合わせも買っていたのですがそれも全滅・・・。少しばかり落ちこんだクリスマスを過ごしておりました。



 そんな時、何気なく読んでいた新聞に、胸をときめかすこんな記事が載っていたのです。
 


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 『テレビ塔の上空にサンタ?』
 『カンガルー館に山盛り野菜 聖夜にすてきなプレゼント』
 『トナカイレーダー追尾』




 なんと、札幌テレビ塔上空をサンタクロースがソリで飛んでいる姿をライブカメラが捉えていたようです!推定時速5千キロで飛行しているらしいサンタの一瞬を捉えたのだからきっとピューリッツァ賞写真部門の獲得は間違いないでしょう(笑)
 他にも札幌の円山動物園カンガルー観にはサンタから山盛り野菜のプレゼントが届いていた様子や、トナカイの赤い鼻から発せられる特殊波をキャッチする「トナカイレーダー」によるサンタ追跡装置の追尾結果など、夢のある内容を詰め込んだ北海道新聞の企画に私は釘付けになりました。


 “お子様と楽しんでいただくための夢のある構成”とのことですが、大人である私たち夫婦にも夢を与えてもらい、楽しませてくれました。素敵な企画ですね♪


 この記事を読みながらふと思い出したのが、映画「34丁目の奇跡」。
 何度も観たお気に入りの映画です。久しぶりに観たくなり、レンタルショップに行き借りてきました。
  


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 本物のサンタクロースを自称する老人が巻き起こす騒動を通じて、夢を信じることのすばらしさをうたい上げたハートフルなドラマです。

 詳しいあらすじはコチラhttp://movie.goo.ne.jp/movies/p10679/comment.html


 私自身、この映画の少女と同じようにサンタクロースの存在は幼い頃から否定していました。少女がクリスに打ち明けた“望み”にも共感していましたし、どこか彼女と自分を重ねて映画を観ていたような気がします。

 
 いつも観る度に心に留まるセリフ

 サンタクロースだと自称するクリスが、娘に現実しか教えない母に言ったセリフです。



  『私は夢のシンボルだ
   人生とは悲痛なものだ
   だが 自分勝手な心や憎しみを抱いていても 夢があれば救われる
   もし 信じる心をなくしたなら
   何ひとつ 信じられるものがないとしたら
   欺瞞だらけの人生になってしまう』




 サンタクロースという存在だけでなく、どんな事でも信じることの素晴らしさ、夢を持つことの素晴らしさを再確認させてくれる映画です。

 
 
 ちょっぴり悲しくて、ほっこり心が温まった今年のクリスマス。
 さて明日からは仕上げの大掃除とおせち作りが待っています。がんばるぞー!