最期まで自宅で過ごした50日① | スバロイェン広美 Happy Life

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2017年9月に卵巣がんが発覚しました。10月に摘出手術をしてステージⅢa。抗がん剤治療を2回したけど、半年以内に再発をしたので抗がん剤治療をやめました。今は自分らしい生活を大切にしたいと思い、緩和ケア外来に通っています。
2020年11月16日永眠いたしました。

こんばんは。妹のショウコです。

姉が最後のblogを更新したのは外来から在宅診療になりましたというお知らせでした。

外来で主治医に訪問診療に切り替えましょうと言われた時

先生はきっとあと数週間いや数日かもしれないと思っていたと思います。

でも、それから約1月半自宅で過ごすことが出来ました!

それも結構笑いながらおねがい



毎日どのように過ごしていたのか…

姉がblogに綴れなかった事を私が書かせてもらおうと思います。



9月23日がI病院で最後の外来通院となりました。

姉も私もその日で最後だとは思っていなかったのですが採血でカルシウム値がさらに上がっていていつ具合が悪くなってもおかしくない状況でした。

体力的にも外来通院が難しくなってきたので、主治医に早めに訪問診療に切り替えましょうと提案され26日から訪問診療を開始しました。

こうして週1回の訪問診療と訪問看護(毎日)が始まりました!


訪問診療になって直ぐ、今まで内服していた痛み止めを24時間機械を使って注射をする持続皮下注射に変えました。

この頃は吐き気が強く、ちょっとした咳でも刺激になって吐いてしまってました。

なので注射に変えてから薬を飲む必要もなく咳も抑えられ、楽になったと言っていました。

吐き気がない時は好きなものを食べて、好きなものを飲んで、一緒にテレビを見て笑い
夜は足湯をしながらアロマの香りを楽しんでいました音符


窓からはいつもの景色を眺めながらチューリップ



外来最終日に腹水を4L抜きました。

抜いてもすぐに溜まってまた苦しくなるかなぁ〜と心配していましたが、全く貯まることなくお腹はペタンコのままでした。


この頃はまだ車椅子でトイレに行き、手伝いながらお風呂にも入っていたのですが

徐々に体力が落ちていき

お風呂で動けなくなることもあったので介護保険で使える訪問入浴サービスを2回/週で利用することになりました。


猫フクちゃんは車椅子が大好きでした(笑)猫


初めての訪問入浴に最初は不安がっていましたが

一度入るとやみつきに!

「今まで頑張ってお風呂入ってたのなんやったんやろう、訪問入浴のサービス最高すぎる」ととっても喜んでいました爆笑音譜



そして「髪の毛も切りたいな〜」の一言から

訪問美容室にも来てもらいました。

庭に停めた車の中でカット、シャンプー、ブローまでしてもらいました。

本当にたくさんの方にお世話になりながら

日々楽しく過ごしていました。


現在コロナの影響で病院では面会が制限されています。

もし姉が入院になっていたら姉も私たち家族も辛い時間を過ごすことになっていたと思います。

つくづく姉が入院ではなく在宅を選んでくれて良かったと思いました照れ


犬姉の近くにはいつも応援団がいました猫




では続きはまた次回、書かせてもらおうと思います。



*現在多くの方にアメンバー申請をいただいていますが姉が「友人、知人のみ」の設定にしていたため新規でお受けするのを控えさせていただいています。大変申し訳ありません。
沢山の方にblogを読んでいただき、温かいコメントをいただき本当に感謝いたします☺️🌸