改めて!メソッドへの想い! | 磯部宗潤の軌跡

磯部宗潤の軌跡

元メンズネイリスト
エンターテイメント事業代表
愉しい時間を書き記します

フレンチスカルプチュアを感じる

僕がネイルを始めたころに
勤務していた
某大手サロンにて
初めてそれを
目にしました。

フレンチスカルプチュア。

そこに非常勤で来ていた
外国人ネイリスト、
ネイルの事は
まだまだ知らない僕は
その人の事を最初は
気のいい
外国人メンズネイリストさんなんだと
思っていました。

ですが
その人の創りだす
フレンチスカプルチュアを見たとき

ん???

なんだこれは?
僕が今目にしているものは
なに?

来られたお客様も
感動の声。

思わず僕も感動の声!!
なにこれ?
ほんとに?
綺麗すぎる!
美しさ半端なさすぎる!!
これって
今まで見てきたスカルプチュアと
明らかに違う。。。

えっ?
僕が見てきたものって
いったい何だったんだ?

これがスカルプチュアなの?
これがフレンチスカルプチュアって
いうものなの?

僕はその日から
彼の創ったフレンチスカルプチュアが
忘れられませんでした。

その人が
フレンチスカルプチュアを
世界で最も美しく作る人だと知ったのは
とにもかくにも
後の事でした。

ネイリストならだれでも知っている
トム・ホルコムだと。。。

その日から
僕のフレンチスカルプチュア人生は
始まりました。



そんなフレンチスカルプチュアに出会った僕は
いつか
彼みたいに

フレンチスカルプチュアを創り
感動を伝えたい!
この素晴らしい技術を
披露して
たくさんの人を魅了したい!
と考えるようになりました。

プラクティス!

彼の口癖なのか
僕は彼の口から
ひたすらその言葉を
聞かされました。

やがて
僕がサロンを離れることになりました。


つぎに会うときには
彼に
最高のフレンチスカルプチュアを
披露できるようになろう。

僕の一つの夢でもありました。

そして
彼との約束でもありました。


サロンを変えて
違う現場で働くようになっても
僕の
フレンチスカルプチュアを
綺麗に創りたい!

という想いはもちろん変わらず
練習に励み
コンテストに
出続けました。

出続け
出まくって
徐々に順位があがってきました。。。

そして
いまこの時だ!
と思って
出場した
コンテスト。

ネイルの先輩の結婚式が
あったにも関わらず
僕は迷いに迷い
コンテストを選んだ。

先輩も快く
いつもそんな頑張ってるんやから
コンテスト出て。

っと優しく言ってくれました。


そして迎えた当日。
練習してきたことを
存分に発揮しようと
力の限り尽くしました。

去年の同じ大会で9位だった僕は
確実にあの時より
うまくなってる
上達してる
絶対に結果をだす!

という意気込みでした。

コンテストが終わり
表彰式。


僕の名前は呼ばれることはありませんでした。

そして
ただただボー然と
表彰式を
眺めていました。。。


その日は
魂が抜けたかのように
ホテルに帰ったのを覚えています。


そして
翌日。


帰りの電車。

悔しさと
情けなさと
申し訳なさ

結婚式を断ったのにこの結果
もっといいものが作れたんじゃないか
怠慢になってたんじゃないか・・・

いろいろな感情がこみ上げてくるのを
感じ


ネイルバッグを膝の上に置き
電車で座る僕。

気が付けば
涙を流していました。

コンテストの結果が辛くて
泣いた
初めての日でした。


そこから
さらに
僕のフレンチスカルプチュアへの
想いがぶつかり始めます。

でも
そこで立ちはだかる
ネイルサロンオーナーとしての苦悩。

26歳で独立した僕は
コンテストに出続け
現場でのサロンワーク
スタッフ教育
サロン運営
フレンチスカルプチュアの練習。。。

今までとは
違うところに
思考が回り始めました。


そのなかでも
僕が一番時間を使った
フレンチスカルプチュアの
練習時間。

サロンの経営を考えないといけない
行動していかないといけない

でも
仕事が終われば
フレンチスカルプチュアの練習。

どこが苦悩か?

気が付いてる人もいると思いますが
時代が
スカルプチュア全盛期とは違い
今はソフトジェルに
移行しています。

その中での
スカルプチュアにそそぐ時間。

はたして
僕が夜な夜なやっていることは
サロン経営を考えた上では
非常に
逆行しているのではないか?

という想い。

このフレンチスカルプチュアは
正直
僕のサロンでは
需要がない。

全くと言っていいほど
ない。

爪に付ければ
確かにきれいで
美しいものです。


でも
必要と
されていない。。。

その技術に対して
時間を注いでること。

僕は今
何をしているんだろう。。。

スタッフがいる
お客様がいる

一番大事なそこに
時間を使わずに

必要とされていない
フレンチスカルプチュアに
時間を使っている。


サロン経営者として
今すべきこと。

僕の想い描く
サロンの実現のためには

今ここじゃない。

そう考え始めたとき
僕の
フレンチスカルプチュアに対する
考え方が
変わり始めました。





フレンチスカルプチュアとは
僕にとって
ネイル人生になくてはならないものです。

そして
永遠の片思いです。

うまく作れることもあれば
全くもってダメなときもある。

近づいたと思えば
遠く離れ

遠く離れたと思えば
近くで微笑んでくれる。


数あるネイルデザインの中で
もっともシンプルで
もっとも美しい。

その繊細かつ
高貴なデザインは
年を重ねても

衰えを知らず
ネイリストの永遠のテーマといっても
過言ではないのでしょうか。

ですが
時の流れと共に
市場への需要は大変厳しく
そこに時間をかけることへの
意義を感じます。

僕はもうそこに時間をかけることはしません。
十分に時間を使ってきました。
これは諦めではなく
気づきだと自分の中に
入れてます。

昔交わした約束は
果たすことなく

彼はこの世を去りました。

僕にフレンチスカルプチュアを魅せてくれた人。

ネイリストとして
お客様を感動させるってことは
こうゆうことだ!と
体で示してくれた人。

本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

ですが
考え方が変わったからといって
フレンチスカルプチュアに対する
想いがなくなったわけではありません。

僕には
新しくやりたいことが
できたのです。


フレンチスカルプが
大好きな僕。

ネイリストとして
最も極めたい技術
フレンチスカルプチュア。

でも経営者の僕にとっての
必要価値は
かなり低い。

その大好きなものに対しての
もどかしい気持。

なので
このフレンチスカルプチュアを考える上での
位置づけを変えた。


そう

最も必要だった技術から


趣味へと変えた。


これは
趣味である。


ネイリストとしての
趣味。


ここに
全身全霊を注ぐのは
辞めなくてはいけない。

お客様が求めているものや
本来ネイリストが目指すものが
そこにはないと考えたから。


これは
趣味である。


今、
お客様からのニーズがないものに
時間を使い

お客様への
おもてなしや
スタッフ育成の時間を
なくさない為に考えた

新しい事。


それは無駄なく
短時間でフレンチスカルプチュアが
上手に作れるようになるメソッド。

フレスカメソッド磯部式。


誰よりも
短時間で
フレスカを習得し
そこに費やす時間をかなり減らし
かつ
みなが手にできないものを手にすることができる
究極のメソッド。

僕の
ネイリスト歴14年の経験から
フレスカに注ぎ込んだ
時間と金額。

セミナーは50回はいったでしょう、
コンテストもモデルさんをつれて
各地に30回はいったでしょう
商材も恐ろしく買いました
そして
使った時間は計り知れない。。。

その全てを
二日間でお渡しできます。



僕にはできる。

なぜなら。。。




長年かけてきたことを
凝縮した。

そして
それを丁寧に伝える。

短時間で。
少人数で。


僕は過去に
たくさんのセミナーに参加し
ほんとに素晴らしいフレンチスカルプチュアを
つくる先生に出会った。

でも大きな難点があった。

みなさん
ゆうことが違う。。。

コンテストでもそう
上位の人がみな
同じスタイルかというと

あんなにシンプルなのに
全てが違うスタイル。


ゴールが同じじゃないのに
いろいろな先生のセミナーに行くのは
ナンセンス。

そして
セミナーに参加して
4時間から5時間の勉強を
大人数でする。

これも
12人参加すれば
一人頭20分から30分の指導となる。

決して安くないセミナー費を払って
得られるものの少なさ。

そして単発セミナーがありすぎて
その後のフォローが全くない。
継続性のなさ。

独自でレッスンしても
だれも正してくれない。

モチベーションも続かない。

環境を自分で作ることでもしなくちゃ
フレスカを極めることなんてできない。

こんなこと
何年も繰り返しても
よほどのことがない限り
先は見えない。


だからこそ
僕が
短時間で
集中的に
今まで学んだことを
独自の方法で
今までセミナーでありえなかった方法で
少人数に
指導することで
必ずコンテスト上位仕上がりのフレスカが
創れるようになる。


そしてさらに。。。



メソッドのその向こうに広がる世界。

僕はフレスカメソッドを
ただの
技術指導とは
考えていません。

フレスカが身についてよかったね。
だと
僕がやる意味がない。

磯部がやる
メソッド。

技術6割
想いが4割。

僕の思想感
そして次世代に引き継ぐ
技術以上の
ネイリストとしての心構え。

僕は
14年かけて
フレンチスカルプという武器を手に入れた
そして
8年かけて
人材を育成するという事を学び
教育するという事の
磯部式概念を創りだした。

その想いの継承と
これからの
ネイリストの為に
メソッド生に
捧げる。



この成功が
これからの
ネイル業界の
教育概念を変え
そして
さらなる発展へつながることを
信じています。