Apple製品が嫌いだった理由と、そんな僕がMac Book Proを買った本当の理由 | タダのブログ:ネット内外からいろいろと

Apple製品が嫌いだった理由と、そんな僕がMac Book Proを買った本当の理由

なぜか、Mac Book Proを買っちゃいました。
iPhoneも買ったし、アプリ開発したいんで買いたいなぁ、と、1ヶ月以上悩んでいたんですが、お店に入って購入するまで15分で即決しました。

Apple製品が苦手だった僕が、たった15分で購入しようと思った経緯を書いてみたいと思います。

昨日、嫁の眼鏡の修理に川崎まで出かけたのですが、眼鏡が出来上がるまでちょっと時間があったのでビックカメラに立ち寄ってMacを見てたら、ふと
「Mac BookとMac Book proってどう違うんだろ?」
という疑問がわいてきたのです。
「proはintel CPUって言うけど、Mac BookもCore2Duoだよなぁ…。上位モデルと下位モデルの差って言うけど、スペック大差ないよなぁ…」
とかとか。
普段ならネットで調べちゃうんだけど、iPhoneの充電が半分を切ってたので、店員さんに聞いてみた。これが失敗w
買わせるのが上手いっていうか、気づいた時には買う事を決意してる自分がいた(笑)。
後はどの機種にするか?てな状態。

最初は、場所の問題もありMac Miniにしようかと思ってたんです。
ただ…、うちのWin機には2つのディスプレイを分配してるので、
「さらにここに分配器をつけるのはごちゃごちゃするなぁ」
と、悩んでいたのです(さらに、その他に検証用Win機は2台あるし)
かといって、デスクトップ機だと、場所とるし…。
そうなると、Mac miniよりは値が張るけど、Mac Book?!と思った時、mixiのWeb勉強会に久々に出席した時のことを思い出したのです。

出席者の多くが、ノートパソコン持参だったのですが、その中で、Mac使いが多くて、正直「格好いい!」て思っちゃったんです。
今つかってるサブノートは、DELLのLatitude410という2005年のマシンなんです。
悪くないけど、開発には非力さが拭えない状態で。
VM wareとかの開発環境動かすと、ちょっともっさりするっていうか…
Eclipsはちょっと厳しいぞ?!てな状態で。

それもあって、不覚にも、「Mac bookもいいな~」て、思ってしまった…と。

ちなみに、店員さんいわく、Mac BookとMac Book Proの性能に大差はない、との事。
なるほど…じゃ、安いのでもいいのかなぁ…とか悩んでると嫁合流。
「嫁ならどっち?」と聞くと、「2万円しか差が無いなら格好いい方」と。
「そだよな。Mac BookとMac Book Proが並んでたら、Proの方が仕事できる人っぽいよな…」
と、思い、そちらを購入することに。

店員さんに話しかけてから、レジまでの時間に30分かからなかったもん。
決断早かったな(笑)。

でも、ま、買う決断は早かったけど、それまで1ヶ月ぐらい悩んでたからね。
せっかくiPhone買ったんだし、iPhoneアプリ作りたいし。
WindowsでiPhoneアプリ作れるならいいけど、作れない以上、intel Macの購入は必要なわけだし。

そういえば、先月iPhoneを買ったのも、即決だった。
店に入る前は、その日に買うつもりはほとんど無かったのに…「買おう!」と決めるまで15分もかからなかったもの。

決して安い買い物じゃないけど、iPod等の音楽プレイヤーが手元に無かった事、最近のPDAは性能いいから何かしらのネットツールがほしかった事、twitterでもiPhoneユーザが沢山いて彼らの呟きみてたら次第に興味が出てきた事…と、買うべくして買う流れだったと思う。

友人には、「お前がApple製品なんてな!」といい意味で笑われたけど、今までホントにApple製品には手を出さなかった。

俺がApple製品に手を出さなかったのは『Apple製品は神だから』とマジで思ってる信者が気持ち悪かったから。
正直、一昔前は、Windowsの方がアプリの豊富さ、ユーザや資料の多さで大きなイニシャチブがあったと思う。

そんな中でも「Apple格好いいし!」というユーザが多かった。
Macのよさは?と聞くと「格好良さだね!」と。
で、そういうユーザの大半がネットとメールぐらいしか使えないような初心者ばかりで、ファイルの圧縮解凍すらろくろく出来ないユーザばかりだった。僕にとっては、若葉マークが「車はやっぱりフェラーリだね」って言ってるような気持ち悪さがあった。
昔のMacは外部ハードのドライバも追いつかなかったり、OSのマイナーバージョンが変わるとアプリケーションが動かなくなったりて事がザラだった。
それも含めて、Macは可愛いんだ!と言う連中がホンキでマゾなんだな、と見ていて痛々しかったし、気持ち悪かった。
だから、Apple製品には手を出さずにいた。

それに、昔は開発環境考えたらWindowsの方がよかったってのもある(VBアプリケーション開発が多かったってのもある)

けど、今となっては、Macだろうが、Windowsだろうがその垣根はほとんど無くなってきた。
Windowsマシンでも格好いいものも沢山出てきたし、グラフィックボードを増設すれば動画編集だって快適にできる。
そうなると、俺がApple製品を拒否する理由は、「Apple信者が気持ち悪い」という点だけだったのだ。

でも、『製品の良さ』と、『信者の気持ち悪さ』は無関係なわけで…『信者が気持ち悪い』という理由で製品の良さまで否定するのはすごく格好悪い事だということに気づいた。
そう思ったら、手元にiPhoneがあった。
本当は、Andoroidケータイを待ってたんだけど…アプリストアの盛り上がりぶりや、世界カメラなどのARを見てたら、開発熱が高まってきたのでね。

開発者って、役に立つソフトを作ったら使ってもらいたいわけです。
自分の作ったソフトって、自分の子供みたいなもの。手を焼かされたりしても、長い時間そのソフトの事を考えて、少しでも快適になるように…と作ったものには愛情がいっぱいつまってて。それを、いろんな人に役立ててほしい、と思うもの。
そういう意味で、Appleのアプリストアは最適な環境だったりするわけですよ。

安くない買い物した以上、ちゃんとアプリ作らなきゃってプレッシャーもあるしね。
ObjectC(iPhoneアプリの開発言語)は、C言語ベースとはいえ、しばらくC言語なんてやってないし(彼是10年近くご無沙汰だし)。
てなわけで、徐々にMacでの開発の話もいろいろ書いていこうと思います。
ま、もっぱらtwitterに呟く事が大半だと思うけど (^^;

とりあえず、今日から、若葉マークなMacユーザですが、いいアプリ作れるよう(そして、投資金額分ぐらいは回収できるよう)頑張りたいと思います。