【緊急手術】第二子誕生しました 若女将 | 上高地の若女将が綴る老舗旅館の広報日誌

【緊急手術】第二子誕生しました 若女将

3月23日、ついに待望の長男が生まれました。

予定日2週間前、緊急帝王切開になりましたが
今は無事出産を終え、元気に生まれてきて来てくれた我が子や心配してくれた家族、お医者さん、看護婦さん、皆様に感謝しています。

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出産は2回目
正確には数年前に子宮外妊娠で手術と言う苦い思いもしているので3回目になるのかもしれませんが、出産は毎回命懸けだなと、何が突然起こるか分からないと思い知りました。

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臨月まで
娘が17日早く産まれたので、37週を過ぎた辺りからそろそろかな⁉︎と警戒していましたが、旦那が出張で4月まで戻らないので、どうか4月まで待ってて欲しいなという願いも持ちつつ順調な経過で何事もなく過ごしていました。

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38週目
臨月に入ると毎週妊婦検診があります。
3月23日は妊婦検診の日。
春休み中の娘を連れ「検診が終わったらお昼ご飯は食べに行こうか⁉︎何が食べたい?」なんて話をしながらいつものように車で病院へ向かいました。

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NST検査
ノンストレステストと言う20分〜30分お腹の中の赤ちゃんの心拍を計り、赤ちゃんが陣痛に耐えられるか診る検査をしている時、若干波形が乱れました。

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更に30分程延長して検査をし、どうやらお腹が強く張った時に赤ちゃんの心拍が低下する疑いあり。
検査入院が必要なので、急だけどこのまま3.4日入院になると言われました。

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さて、まさか検査に来て入院になるとは思っていなかった私。
突然入院と言われても家には誰もおらず、入院準備も自分でしないといけないし、娘も準備して実家に預けなきゃいけないし、昨日作ったスープがコンロに置いたままだとか、炊飯器にごはんが保温されたままとか、洗濯もしてないし、、、

色んな事がごちゃごちゃと頭をよぎり、結局すぐに入院は無理なので一旦家に帰り準備出来次第、病院へすぐ戻る事にしました。

突然私が入院になって不安で涙ぐむ娘に「ごめんね。おばあちゃん家で良い子にしててね」としか言えず。

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家に帰り2時間程で準備を整え、腹減り娘に間に合わせのおにぎりを。
流石に運転はダメだろうと実家の母に病院まで送ってもらいました。

まさかの緊急入院だな。
お昼ご飯食べてないけどもうすぐ病院の夕飯が出るだろう。
そんな事を考えながら、またもやNST検査の機械をお腹に付けられ看護婦さんがちょくちょく様子を見に来てくれていました。

病院の部屋はかなり狭く、テレビなど一切余計な物はありませんでした。
看護婦さんと話している時、どうやらこの部屋は陣痛室と言う事と私のお腹の張りが10分置きの為、陣痛室で様子見になったんだと分かりました。

しかし陣痛にはほど遠い痛み。
流石に以前経験しているのでこの張りは陣痛でないこと位は分かります。

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しばらく検査していましたが、どうやらたまに来る強い張りの時、やはり赤ちゃんの心拍が低下している様子。

担当のお医者さんから「もしかしたらこのまま帝王切開になるかもしれない。でもまだわからないのでもう少し様子見ましょう。念の為今から何も飲まず食わずでお願いします。」と言われました。

帝王切開⁉︎それは今まで微塵も考えていなかったので不安になりました。
旦那に電話すると、今は神戸でこれから羽田に飛ぶ所だと言う。
羽田まで1時間、それから松本まで早くて4時間。

もう少し時間が欲しい。でもまだ帝王切開が決まった訳じゃないし、出来れば普通分娩で産みたい。

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そんな願いを他所に「まだ分かりませんが、帝王切開にこのままなっても良いように点滴を始めます。ご家族を呼んで下さい。どれ位で来てもらえそうですか?」とお医者さん。

旦那は間に合わないので一度帰って貰った母を再度呼びました。

不安と嫌な予感しかしない。。。

やはり嫌な予感は当たるもので、母到着後すぐにお医者さんから緊急帝王切開を勧められました。
赤ちゃんは今は元気だけれど、このまま時間が経つと段々弱る可能性が高く、リスクを考えると直ぐに帝王切開した方が良い。

半ばパニック状態。
冷静にならなきゃ。
旦那が到着するまでもう少し待ってて欲しい思いはありましたが、赤ちゃんが元気に生まれるのがまず第一。そう思い、半分泣きそうになりながら「分かりました。今なら元気なんですよね⁉︎お願いします。」と覚悟を決めた。

次回に続きます→