仏教と国家 ② | 中杉 弘の徒然日記

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【ゆっくり解説】織田信長に関する一考察(織田弾正忠家編)

 

 

仏教と国家 ②

 

仏教というものは、大仏を造って拜むものではありません。大仏を造り、国家の中枢に置くと仏罰がでるのです。

信仰する人間が、最初に覚えなければいけないことは、仏教というものは、個人が悟りを目指していくものです。お釈迦様の弟子になり、仏道修行をしていくのです。仏教には、国家も家も社会もありません。

神道というものは、国家があり、天皇がいます。天皇陛下を大事にすることが、国家です。国家には中心点があります。中心点が大事です。村を造れば、村の中心者がいるのです。それが長老です。村には長老がいます。

国には国の中心者がいるのです。それが天皇です。神道は、その教えを2800年も守り続けてきたのです。それが、日本の誇りであり、世界の誇りです。

何故、それを日本人が誇れないのでしょうか? 日本は、2800年も続いている世界最古の国家です。世界の国を見渡してみれば、2800年も続いている国家は、どこにもありません。みんな滅びています。

秦帝国は、紀元前905年―206年まで続いた国です。始皇帝は、2千2百年前の人です。秦が現在の「チャイナ」の語源になったのです。「チャイナ」というのは、秦のことを言うのです。秦は、紀元前206年で滅びたので、現在はありません。

日本は、そんな国とは違います。秦の国は、始皇帝が死んでから、4年くらいで国が滅びています。すると、次の王朝が始まるのです。次の王朝も、すぐに滅びてしまうのです。

シナは、次から次へと王朝が変わるのです。草原からモンゴル人がでてきて、1271年に元帝国を造ったのです。

1636年に、女真族が満州に清を建国したのです。漢民族を制圧して、1644年から中国本土とモンゴル高原を支配したのです。女真族は、漢民族ではありません。シナにある歴代の王朝は、全てつながっていません。異民族よる支配です。秦の始皇帝も滅びてしまい、秦は滅亡しました。

 元帝国で労働者として使われているのは、漢民族です。支配者は、モンゴル人です。そのような歴史ですから、歴史はつながっていません。何が「中国、4千年の歴史」だというのでしょうか? ウソをつくものではありません!

 秦の前には、春秋戦国時代がありました。秦の始皇帝がそれを統一したのです。統一する前は、様々な国があったのです。それを始皇帝が滅ぼして、「俺が中国の皇帝である」とやったのです。

 そのようにして造った王朝も、始皇帝の死後(紀元前210年)、秦帝国は、紀元前206年に滅びてしまったのです。わすか4年しか国は持たなかったのです。シナは、そのような歴史です。

 日本の国は、2800年も万世一系の天皇が続いているのです。こんな国は、世界を探しても、どこにもありません。天皇をいただいて、天皇を国の中心点にしてきたのです。日本人はこの国の何を誇るのでしょうか?

 それは、万世一系の天皇の歴史を誇るのです。私たち日本人は、2800年続いている国家の民です。

「アメリカ合衆国は、何年国家がもっているのですか? 248年ですか、まだ若い国ですね」「中華人民共和国は何年ですか? まだ75年ですから、100年も経っていませんね」ということが、事実です。そのような若い国が、2800年の歴史ある日本に対して文句を言っているのです。いい加減にしなさい。2800年の歴史があるのは、日本だけです。

 日本にも戦国時代がありました。いつの時代も天皇がいたのです。江戸時代、皇女和宮と、第十四代将軍の家茂が結婚したときの婚礼の行列は、1万人です。天皇家は、それだけの家来を出していたのです。

 どうしてそんなに多くの家来がいたのかというと、幕府が天皇家を擁護して、大事にしてきたのです。それで、天皇家は、1万人の行列をつくり、皇女和宮を江戸に送り出すことができのです。

 織田信長も天皇を大事にしてきたのです。一説では、「信長は、天皇になりかわろうとした」と言われていますが、天皇になろうとは思っていません。どうして、そのような野心はなかったのか知っていますか?

 天皇には系図があるから、誰も天皇にはなれないのです。「貴方の先祖は、どこにいたのか?」という系図を見るのが古事記です。「藤原家という苗字は、古事記ではどこに出てくるのか?」ということがわかるのです。藤原家はずっと昔から天皇の家来です。だから、藤原家は天皇にはなれません。

 織田信長は、特別な家柄です。信長は、「俺が天皇をやっつけて、天皇になる」とは、絶対に思いません。織田家は、弾正家です。弾正家は、天皇を護る家柄です。弾正家は、天皇をお守りするという役割があるのです。

 天皇の周りには、貴族が大勢います。生意気なことを言う連中も出てきます。それを治めるのが、弾正家の役割です。信長は、織田弾正忠家の家督を継いだのです。それが、天皇になろうなどとは思いません。

 名字を見ると、「あいつは、あそこで天皇の家来だったのだな」とわかるのです。僕の系列は、全く違います。天照大神がいて、「この国を治めなさい。治めるために人を送ります。瓊瓊杵尊よ、お前が準備をしなさい」ということで、送り込まれたのが瓊瓊杵尊です。

 日本の国の準備をするために送り込まれたのが、瓊瓊杵尊です。その家系である僕は、「天皇とはこうだ」「仏教とはこうだ」「神道とはこうだ」ということが、わかるのです。本当にわかっている人は、誰もいません。

 不思議な因縁で、僕の家系は瓊瓊杵尊の家系だとわかったのです。それがわかったことにより、みんなわかってしまうのです。

 天皇を裏切る、裏切り者は日本人からはでてきません。それが日本国民です。日本人はそれを世界に誇らなければいけません。

それと同時に物事の本質を見極めなければいけません。「仏教とは、これが本質だ」「国家とは、このようなものである」という、本質をわかることが大事です。

国家を造るということは、担保しなければいけません。それが軍隊です。これは国家と言うならば、当然です。

 仏教徒は、戦いをしません。武力はいりません。それでも、平安時代末期になると、僧兵がでてくるのです。僧兵とは、坊主が武装して、薙刀をもっているのです。弁慶は、僧兵です。

 そのようになってくると、どこに仏教があるのでしょうか? 神仏が混合して、「何が神道か、何が仏教か」ということが、わからなくなってしまったのです。各お寺には、僧兵が大勢いたのです。天台宗総本山 比叡山延暦寺にも僧兵がいたのです。名だたるお寺には、僧兵が必ずいたのです。

 僧兵は、武力です。揉め事があると、僧兵がでてきて刀や薙刀で脅すのですから、もう坊主ではありません。

 それをちゃんとわからないと、個人も国も滅びてしまうのです。それらのことがわかって、まともな日本人になっていくのです。

僕の考え方は、狂わないのです。「天皇とは何か」、という考え方も狂いません。自分のことも狂いません。狂ってしまうから、自殺したり、不幸なことになってしまうのです。物事の本質がわかると、狂うことはなくなるのです。

 

 

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