DNA of DeNA -3ページ目

外国から来たスタッフ

寝違いが悪化してとうとう首が微塵も動かなくなり、金・土と丸二日ベッドにくくりつけられた。

その間かろうじて動く右手で怪盗ロワイヤルをやり込み、ハットのお宝をコンプして心から誇らしく思っていたら、気に入らない仕様変更が行われ、M安にメールで毒づき、それでもおさまらずに担当責任者に肉声で毒づいた。

M安は「すでに手を打っている」と言っていたが大丈夫か・・・ああ、早く会社に行って顔面に毒づきたい・・・


木曜のことははるか昔に感じる。そういえば木曜のランチは米国で採用したスタッフとランチをした。

VとBはシリコンバレーで採用した辣腕エンジニアで、インド人とアメリカ人。もう一人はMIT卒業したての日本人に似た外国人(多分)だ。


名をヒデという。


日本で暮らしたことがないのに日本語がぺらぺらなのは両親が日本人だかららしい。


ちなみにお父さんは有名な学者だ。


採用の最終面接のとき、そのお父さんの話になった。


キミのお父さん、○○博士なんじゃない?


そうです。


やっぱり~っ、で、どんな風なの、その、天才を父親に持つってのは?


などと根掘り葉掘り聞いて盛り上がった。


で、お母さんは?


と天才の妻とは何をしているのか聞いてみたくて切り込んだ私。


ヒデはにっこり笑って





「まゆみです」




な、なまえ答えるんだ。。。アメリカンなカホリ・・・


そのヒデ、聡明な父と母(まゆみさん)に育てられたせいか、高度な慣用句を知っている。


この写真は相当痩せてるけど?


「そのときは食べ物も喉を通らないほど好きな女子がいて・・・」


い、今は相当喉、通っているみたいだね。。。


さらに先輩スタッフが仕事のすすめ方を教えると


「百も承知です!」と満面の笑顔。


すでに大物感満載だ。




このヒデがVとBに日本語を教えている。





ただいま。

twitterでブツブツ言い始めたせいか、ブログから遠のいてしまった。


しかし、あのtwitter言語、どうもなじめないね。

xxcxxjxxなう、

と日本語の終わりに普通に「なう」ってつけるのがどうも。。。

新潟人のワタシにはちょっと難易度高い。


それでも比較的機嫌よく使っていたのは、広報やIRにバレてないという開放感があったからだ。


ところがある日、(なぜか)コロプラ(他社さまの携帯ゲームです)でIR部長のF井が「ツィッター、ちゃんとチェックしてますよ~」と悪魔のメッセージを送って来た。「広報部にも言わなくちゃ」とまである。。。ちぇっ。。。


そんなわけで古巣のブログに戻って来た。


ただいま。


さて、あと数日で仕事納めとなる。

今年はどうだったか。


うまく行ったことも行かなかったこともあるが、できることは全部やったのではないかと思う。


DeNAが世界で一番輝く会社になるよう、2010もその一点のみに集中する。







おにぎりとリバティ

ひとさまにはどうでも良い話だが、私たち夫婦は結婚記念日など祝ったこともなく、正しいひにちも絞り込めていないし、互いの誕生日は覚えていないのでおめでとうの一言もない。

ましてやクリスマスなとどいう他人様の誕生日を祝うはずもなく、すべての家族が身動きできなくなっている記念日の呪縛からあらかじめ解放されて生きている。


からと言って互いに思いやりがないかと言えばそうでもない。


昨晩などは生まれて初めて旦那のためにおにぎりをつくった。1年ほど前から週末になるとときどき料理を作るようになった私は昨日の晩御飯に新米を炊いて、残りを翌朝早く出発する旦那のためにおにぎりにすると発表したら旦那もちょっと喜んだ様子だった。


かたちがほぼ完成してから、たらこがちゃんとセンターに納まっているか気になって、ぱかっとふたつに割ってみたらやはり片方に遍在していたが、どうにも修正がきかず、そのまままたひとつの球に併合させ、のりで完全におおった。


「あら、ご飯が足りなくて一つしか作れない。お友達の分ができないわ~」

最初に「あら」、語尾に「わ」や「ね」をつけるとぐっと良妻っぽくなる。


できあがったおにぎりをホイルにくるんで忘れないように玄関の前の床に置いた。


一緒にでかける友達に「いやぁ、女房がよなべしておにぎり作ってくれてね」なんて言っている旦那の姿を想像したが悪いもんじゃないね。その旦那、床に置いてあるおにぎりに一瞥をくれて「まんまるだな」と感想を述べた。


明けて今朝、さくら(駄犬)の催促で目覚め散歩に出かけようと玄関口に向かった私は「あっ」と声をあげた。床にポツンとおにぎりが取り残されているではないか。横に置いてあったカバンはなくなり、おにぎりだけひとりポツネンと、しかも常時空腹状態のさくらにもなぜか愚弄されることなく、完全球のまま床に鎮座していた。


ケータイを確認すると「おにぎり忘れた。気を悪くしないでくれ」と旦那からメールが入っていた。


拾ってむいて自分で食べながら犬の散歩をした。


やぱセブンイレブンの方がちと美味い。



こうしてわれわれ夫婦は愛妻弁当という呪縛からも永遠に解放されることとなった。