ありがとうございました。
少し酔っていることを十分に意識しながらグラスを洗って拭いて棚に仕舞う。
壊さないように、落とさないように、グラスを磨きながら思い出す。
中途採用の社員も試用期間が終了した段階で社長面談をして、はっきりと合格か延長か伝える。
入社前と入社後、期待していたことと大きく違うことはないか、外から見た客観的な意見をもらう。
ACCESSの荒川さんから教えていただきずっと実行している。
おっしゃる通り、気づくことが多くあります。
ちゃんとお礼が言えなかったことが悔やまれます。
ご冥福をお祈りします。
時差ボケ回避策についていろいろ教えていただきました。
時差ボケに弱いことを告白するブログを書いたら全国の関係者および無関係者から時差ボケ回避のアドバイスが届いた。
食事療法や睡眠療法などいろいろあるが、やはり多かったのはひざの裏に光をあてるとう打ち手についての論評だ。
あれは正しい。しかもズボンを履いていても大丈夫。時間を感じさせる光は生地を通る、というあやしい見解もあれば、まっぴらウソだ気をつけろ、とにかく酒を飲め、という無責任な全面否定もあった。
中でもおもしろかったのは
ヒザの裏ではなく・・・
・・・ワキの下に光をあてろ、
という助言である。
その人いわく、朝目が覚めたら両手をあげて伸びをするのは脇の下に光をあててしゃきっと目覚めるためらしい。
次は機内に懐中電灯を持ち込んで腋の下に光をあてることを忘れないようにしようと思う。
Is田について
昨日学生と「自分流就活のすすめ」というセッションをやったとき、尊敬する仲間の誰かの自慢をしてくれと言われ、ハルタとM安のファンです、と言ったものの、ハルタの良さは素人にはわかりにくいしM安については守安功・雅子夫妻というアイルランド音楽の巨匠とグーグル検索のヒット数を競っているおバカなCOOです、と全然自慢にならない回答になり、Is田の話をすればよかったと今になって後悔している。
なので、今日ここでIs田の話をする。
Is田は2年目の新卒入社社員だ。
Is田と出会ったのは最終面接のとき。3年ほど前だろうか。そこまでの試験や面接を難なく乗り越え順調に進んできたIs田は、なぜか最終面接で私に落とされてしまった。
えっ、Is田、だめだったんですか?
私の判断を聞いたM原部長と新卒採用責任者のHg原(当時は自分も新入社員)はしょげかえった。最終面接に送り込んだ学生が不採用となったときは常にがっかりする二人だが、あきらかにいつもと次元が異なる落胆ぶりで、しかも珍しくふたりとも私に食い下がって来た。
なんで不採用にしたのか、あれこれ反芻した結果、じゃあ、ハルタとM安に面接をしてもらって、よかったら採用にしようかと通常ではあり得ない決定をした。
結果はみごと合格となり、なんだか私もほっとしたが、その後入社直前のチャリティイベントに屈託のない笑顔でやってきて、さらにほっとしたのを覚えている。
入社してIs田は本人の希望もあって営業に配属された。
新卒はみな、最初はとれても1件程度で苦しむが、その年は立ち上がりが早く、3か月目でクリーンヒットを打つやつも出てきた。
そんな中、Is田はゼロ件。堂々ビリを連取した。
「Is田大丈夫なの?」と訊くと、「あいつは大丈夫です」という答えが部門長から返って来た。
Is田は部門長が言ったとおり、徐々に獲得件数を増やしていった。しかもアップダウンが全くなく、超低空のびりっケツから徐々にゆっくり右肩あがりの直線を描き、なんと最後の4半期は新卒の中でも部門の中でも堂々トップの成績を挙げた。
へぇーすごいね、どうやってできたの?と訊くと「やるべきことを全部やってるだけです」と本人から返って来た。念のため部門長にも尋ねると「やるべきことを全部やってるだけです」と全く同じ答えが返って来た。
勝負したい。私も同じ環境で同じように営業して、Is田に挑戦したい。本部長のクリヤマにそんな話をしたことがあった。
「1か月なら南場さん、勝てるかも知れませんね。でも半年の勝負だったら絶対負けますよ。Is田じゃなくても、他の誰にも負けると思いますよ」とクリヤマはさらり。
営業においてはかなわないと即断されたが、たとえば来年3月末に、今期もやるべきことを全部やったとすがすがしく言えるかどうか。その一点においてIs田に勝てるか。
そのIs田。今期に入り後輩の指導に力を入れ、自身の成績は多少アップダウンが出てきたが、9月は堂々27件という記録的件数をたたき出して異動となった。
今度は赤字スレスレの新規事業と相撲をとる。