才能ある人ほど潰れて、才能ない人ほど大器晩成として花開く。
僕は身体の才能がありません。
学生時代(高校時代)から色んなところを痛めてきて、苦手なアーサナも多く、信じてもらえないかもしれませんが硬いところも多い。
才能云々ではないことが分かってきました。
才能ある人ほど、身体に関心がありません。
何となく身体を動かしても、特に痛みなく動かして結果も出た成功体験が、大人になっても、何となくしか動かしていない人が多いのです。
彼らは、動きにも余裕があります。
例えば、
ネコのポーズをとった時、
背骨の柔軟性の才能ある人の方が柔らかい。
僕より、ずっと柔らかい。
でも、身体を使い切っておらず甘々なので、
100%自分の能力が発揮できず、常に50%程度でしか動けなくなっています。
自分の能力を最大限に引き出すことをしないため、背骨の動きに『生命力』を感じないわけです。
背骨(身体)の生命力は、
他者と比較するとよく見えてくるものです。
柔らかいけど、こちらに何も伝わってこない。
自分と関わる相手は、柔らかさよりも生命力を感じているんですね。
子どもの頃から、身体が硬く痛みもある。
こういう人の方が、自分の素質を最大限に発揮しようとします。
こうした違い(特徴)が見られます。
才能や素質ある人が、真剣に身体の使い方の原理をマスターすると、とんでもない能力が発揮されます。
素質がない僕じゃ、到底敵いません。
でも、彼らは才能があるのに、自分の才能を最大限に発揮しようとしません。
不思議な現象です。
僕の個人的な話ですが、
・右膝靭帯損傷、椎間板ヘルニア、左肩脱臼症、頸椎捻挫、球技音痴
・非モテ
・貧乏
・服装がダサい
・趣味コロコロ変わる
忘れ物も酷く、出したら出しっぱなしで整理整頓ができず、他人の興味あることになかなか興味も湧かず、気付いたら『ゼロ』になっています。
何にも才能がないから、やり切ることでしか普通にすらなれません。
放っておいたら、僕は堕落してしまいます。
身体の使い方も同じことです。
たとえ、背骨が硬くても、硬さに気付き取り組めば誰でも柔らかくなり、痛みの出ない体質は取り戻せるわけです。
大器晩成タイプは、成果まで時間は掛かる。
それでも、たった1年でも2流以上にはなれるわけです。
世の中の情勢など何にも知らない状況からでも、流れを感じられるようになる。
どの方向に動けば良いか、分かるものです。
生命力が問われる時代です。
「モチベーション格差」とも言われますが、
できない状況からでも、何かを生み出す『心』さえあれば問題なし。
しかし、心がないと、僕ではアドバイスできません。
元々の才能の問題じゃない。
赤ちゃんのように無知でも、知っている人から教えてもらって経験を積み、成長することは誰にでもできること。
僕も火起こしからのスタート。
これからはも益々、サバイブ能力を高めていきます。
HAPPY