こんにちは!南山大学女子ラクロス部ラスチカスです!今年も残すところあと3日となりましたがいかがお過ごしでしょうか?

本日は組織幹部、そして育成長としてチームを支えてくれた #11らい の引退ブログになります。是非ご覧ください!






組幹、育成長を務めました、#11 らいです。



スティ唯一のスタッフとしてチームを引っ張り続けてくれたゆにちゃん🦄から受け取りました。凛とした姿とあのテーピング技術、実況、いつ見てもかっこいいゆにちゃんの存在、すごく大きかったです。裏ビデオだと心の声だだもれなとことか、見た目に反してたくさん食べるとことかもいいですよねっ


お次は、せいちゃんです⭐️DFリーダーとして最後までみんなの意見を聞きながら、妥協は0でいつでもプレーでは1番魅せてくれる最強リーダーです。MF転向でチームを確実に強くしてくれました。4年生になりだる絡み度合いも最強になって、何度も用はない部室まで連行されたこともいい思い出ということにしといてあげましょう








それでは書いていきます。




まずはじめに、保護者の皆様、OGの皆様、ラスチカスを応援してくださっている皆様、日頃より温かいご支援、ご声援本当にありがとうございます。

みなさまのお力添えのおかげで、23ラスチカスはここまで走り抜くことができました。





引退してからしばらく経ちました。最初にこのブログを書いた頃はまだ実感がなく、どこか現実を受け止めきれてないような感じでした。が、紅白戦の日にあぁ、引退したんだなと感じました。心には大きな穴が空いてしまったような、なんとも言えない気持ちです。(投稿日までに日にちがあったため少し修正加えました)




これまでたくさんのブログを見て、一歩踏み出す勇気をもらいました。誰かの何かの力になればな、なんて思っていましたが自分の備忘録に近いものになってしまいました。

長くなりますが最後まで読んでいただけると幸いです。




何度思いだしても悔しい日体戦。悔しくて悔しくて悔しいけど、ちゃんと楽しめて、ちゃんと納得いくプレーもあった。









振り返ってみれば苦しいこと、悔しいこと、たくさんありました。学年があがるたびに、人生で一番悔しいとか、今が一番苦しい、が更新され続けていた気がします。でもそれをも上回る最高の瞬間だって何度も更新されました。そして、その全てを感じ経験した先に、乗り越えた先に、4年間での成長があったなと、今になって思います。





思うような結果が出るまでに、だいぶだいぶ時間がかかりました。




1年生

対面練習が始まってしばらくすると、B練にあがるには、ただそれだけを毎日考えていました。

組織とシュー練はすきだったけど、パスキャもGBも苦手でした。グラウンドに行けば壁打ちの毎日でしたが、ピンとこないまま1年生が終わりました。








2年生

「めいさんと一緒に試合に出て点決めて喜ぶ」

なんとしても試合に出るために、フライ順をあげたいAの練習に参加したい、今度はそれだけを必死に考えました。

全然分からなかったパスキャの感覚が、春休みごろの壁打ちで少しピンときました。ドロー周り練と壁グラのおかげでGBが嫌いじゃなくなりました。目標達成する喜びも知りました。あの瞬間は今でも鮮明に覚えています。

でも同時に、もっともっと長くコートに、自分で勝利を作れるようになりたいと、強く感じました。

 






ただがむしゃらに練習することにこだわった下級生。でも、それだけではスタメンで出れるような選手にはなれないことを学びました。




3年生

「試合に絶対に必要な選手になる」

出させてもらう試合、じゃなくて自分の実力で試合に出る、勝つためにはらいが試合に必要だと思われるような選手になりたい、そんな思いでスタートした1年。

ポジションをボトムに変えました。自主練はただ、時間をかけるのではなく、自分の課題を突き詰めその時に1番必要だと思うことを、色々な人に協力してもらってやるようになりました。DFの楽しさと奥深さと、難しさを知りました。何回やっても1on1だけはいい感覚が分からなかった。

それでも、やれることはやり尽くした、くらい気持ちを懸けたと思っていたけど、全学準決勝vs慶応戦、気迫溢れるいい流れのDFを見て、私も試合に出してください、というのにハーフタイムまで時間がかかってしまいました。自分のプレーに自信を持てなかった時、まだまだやりきれてなかったことを痛感させられました。






頑張り方を変えた。それでも足りなかった。目の前の課題に対するアクションに必死で、どんな選手になりたくてチームの中でどう活躍したくて、そのために何が必要か、事前の準備が圧倒的に足りていなかったと反省しました。







ここまで読むと、こいつラクロスすきなんかと言いたくなるかもしれませんが、安心してください。こんなに夢中になって、楽しい、上手くなりたいと思えたことはない、と断言できるくらいにはすきです。

その時の一瞬の感情では、苦しいが上回っていたとしても、それもひっくるめて楽しかったと感じることができました。ラクロスを通して出会った、たくさんの「人」のおかげです。1人ではこんな気持ちを感じることもなかったと思います。ラクロスの楽しさを教えてくれ、頑張りたい理由で上手くなりたい理由で原動力であった、先輩・同期・後輩・コーチさん・他大の同期・他大の先輩・他大の後輩・社会人チームの方・家族・ラスチカスを応援してくださるみなさま、本当にありがとうございます。


「たくさんの人と出会って」みてください。

技術や知識を上回る何か、も一緒に感じることができると思います。








そして迎えた4年生

「全学決勝の舞台で最優秀選手賞をもらう」

そのためには何が必要か、いつどんなプレーができるようになっていたいのか、いつどんな練習をするか、細かく細かく、色々な人に相談してビジョンを作りました。冬、春、ラクロスを心から楽しんでいる人にたくさん出会いました。

その影響もあってか、基礎期間過ぎくらいまで結構調子よく、いい感じになってきたなと感じていました。



しかしそんなに上手いことばかり行くわけもなく、リーグに向けてここからという時・リーグ序盤は、あんなに望んでいたスタメンで出していただいているのにも関わらず勝利に貢献できている感じがしなかった。ラクロスが楽しいと思えなかった。チーム状況もよくない。最上級生なのに、幹部なのにチームを上手く引っ張って上手く創れている気もしない。全員がラクロスに、チームに向き合ってはいるけどどこか歯車が噛み合わず、でもどうしたらいいかも分からなかった。

これが4年生かと実感し、それまでは自分の技術中心に考えられる環境にいたことに気づかされました。



ここで意識が変わったのが、学年との向き合い方、チームでの自分の役割の果たし方です。

最上級生のチームでの在り方は、チームの雰囲気に直結します。「理想のチームである前に理想の学年」であってください。

全てで1番にならなくても、自分にしか1番になれないところを見つけ、磨く。他の部分は誰かに助けてもらう代わりに誰かの苦手を助ける、技術も組織の中でも。役割の意味がしっかり自分の中に落とし込めた時、自分に対しても他の人に対しても考え方が変わりました。「自分にしかない1番を見つけ、他の人の1番を認め」てみてください。



これらが、意識から行動に変わってきた時に、楽しいが戻ってきた。チームとしても個人としても流れが変わりました。

それでもまだ一喜一憂してしまうこともあったけど、これは私の役割だ!!と強く言い聞かせれるものがあったのはすごく大きかったです。

全学前くらいから、組織中の1on1の感覚が少しよくなった。NBCのときいつもより見えている気がした。どこの、なんの、成果か分からないけど、もうちょっと早ければ、、とも思ったけど、いつの日からか信じてやり続けてきた成果を引退する前に感じられてよかったです。










考え方も、技術も、ここまでくるまで本当に長かった。たくさん遠回りしたと思います。でも、その過程の中で1つ1つを、多くの人の助けを借りながら、自分で学び試し失敗し成功する経験ができました。これこそが、大きくて貴重で他の何にも変え難いことだったのかもしれません。





ラスチカスに入ってよかった。

この一言に尽きます。

4年間の全てが宝物です。







支えてくださった、関わってくださった全ての方々、本当に本当にありがとうございました。

今後ともラスチカスの応援、よろしくお願いいたします。







新たな場所で、強くなってきます。

また一緒にラクロスしてください





スティ スエルテ スフィ ステラ

だいすきなみんなと

最高のチームが作れたこと、一生の誇りです







最後まで読んでいただきありがとうございます



#11 らい






終わったのに終わりきれず、すみません。

伝えきれない感謝の気持ちを書かせてください



コーチさん

たくさんの愛を、わたしたちに、23ラスチカスに注いでくださり本当にありがとうございました。ラクロスの楽しさ、知識、考え方、技術、いつも1番側で教えてくださったコーチさんのお力添えなしではここまで来れなかったと思います。ありがとうございました。


ステラ

みんなの育成長ができて本当によかったです。新人戦、勝たせてあげられなかったのはすごくすごく悔しかった。でも、1年間いろんな気持ちを経験したみんなが、あの2日間あんなにラクロスに夢中になって、成長した姿、成長し続ける姿を見れて幸せでした、ありがとう。


スフィ

いろんな立場でいろんな場面で苦しんだ子が多かった1年だったかなと思います。そんな中でも自分と、周りと、向き合いたくさん成長しながらチームを一緒に作ってくれて、ありがとう。人懐っこいみんなは一緒に頑張りたいなと思わせてくれる存在でした


スエルテ

3年生とは思えない責任や重圧をたくさん感じさせてしまったと思います。それでも、それを上回る応え方をしてくれて、同期のような存在で一緒に走ってくれて、でも、後輩らしいかわいいとこもたっくさんあって、1個下がスエルテで本当によかったです。ありがとう。

24ラスチカスとっても楽しみですっ


最後に、スティ

1番一緒に頑張りたい人たちなはずなのに、信じられないと思った時もあった日がちょびっとだけ懐かしいです。負けるもんか!と思いすぎて、みんなの活躍だけは4年生になるまで(正確に言うと4年生の途中まで)は素直には喜べませんでした。でもリーグ後半、全学の頃には、どうぞ見てください、これが私の同期です!くらい頼もしいみんなでした。4年間、最高の時間をありがとう。たくさんたくさんありがとう。






これで本当に終わります。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました!



#11 らい