どーもー。
なおきちでーす。
ここ3日間ある舞台の当日制作として場内の指揮をやっておりました。
主にお客様を大きな劇場で自由席という無謀なものをどう座っていただくか。
満席でない回の時はどの座席を潰していっぱいに見えるようにするか。
お客様のご案内やご要望対応。
役者が舞台で作品を魅せてお客様を満足させると同じように制作部はチケット受付(票券ともいう)と場内整理でお客様に満足してもらわないといけない。
今回の現場はめちゃくちゃだった。
まず役者に関して。
一部名のある役者が起用されている。
その方は初日受付開始5分前になって制作のところまで来た。
A「あのー、これ僕のファンクラブの方にお渡しして欲しいんですけど、中にチケットが入ってます。」
咲来「これはもう予約の入力をされている方ですか?」
A「えー、一部の方は入力してません。」
もしこれが満席だった場合、その方は入れないのは当然の結果。
それも分かっていない役者がいる。
しかし、仕方のないことかもしれない。
元々映像メインでやっていた方にとっては舞台の予約管理なぞしたことないだろう。
事務所に所属している方で勝手に予約フォームを作って自分たちだけで予約管理をし、票券が知らないなんて良くある。(私は毎回それをやめさせているが)
それをさせない為にも制作指揮が稽古段階で役者に説明をするべきなのだ。
でなければ、お客様のご迷惑になることを忘れてはならない。
また主宰側は役者に対して敬意を払わなければいけないがそれも怠っていた。
聞いた話によると役者へのケータリングへの予算が非常に少なかった。
役者の数が40人以上という数で1人あたり1日300円しかない。
牛丼すら買えんやんか。
他にもめちゃくちゃだったことはあったが、とにかくこの現場は自分にとって反面教師であった。
自分の団体、SpielEitではこんなことは絶対にさせないと心に誓った現場。
役者、スタッフ共にwin-winの関係をもっと持とうや。
お互い「お客様に満足して帰っていただく」という同じベクトルでやってんだからさ。