先週、娘は7歳の誕生日を迎えました。

早いですね!!

この前まで赤ちゃんだったのに・・・。



娘が小さい頃、私は

 「子育てで悩むなんで、考えられない」

 「子どもにイライラするとか

  腹が立つとか、理解できない」

 と、思っていました。


今思えば、

 「あーーわかってないなーこの人」と思います(;´Д`)



娘が2歳ぐらいの時の頃でしょうか。

2人で雑貨屋さんに行きました。


たまたまその日は、セールの日で

お店はかなり混み合っていました。


買い物を終えて、レジに向かうと

レジは長蛇の列!


私と娘は最後尾に並びました。

なかなか前に進まず、

飽きてしまった娘は私の手から離れ

すぐ近くの椅子売り場に行きました。



かわいい椅子が並んでいます。

娘は楽しそうに、いろんなソファーに座りご機嫌な様子。


レジの列が少し進み、私は娘に

「戻ってきて~~~」と声をかけると。


「これが欲しい!!!!!」と

小さなかわいい椅子を指さしてます。

「んーーーーー今日は買わないよ」と

やんわり言うと

「イヤ!!!欲しい!!!!」と譲りません。


「買わないよ!戻っておいで」と言うと

「欲しい!欲しい!」と連呼。


普段、あまり癇癪や駄々をこねるタイプではない娘ですが

この時は、いつもの娘とは違い、

強い意志を持ち、譲りませんでした。



腹が立つことが理解できない・・・と

言っていた私でしたが

ここで、初めて

娘にイライラしたんです。



「もーーーーーーなんでわかってくれないの?!」

↑↑心の中の声。



「買わないよ!」と、強く言うと

「ヤダ―――――――――!!!(大泣)と

ものすごい大声で泣き出したんです。


混み合った店内、長蛇の列、

響き渡る娘の鳴き声。


冷汗がドバーーーーーと出てきました。


「ちょっと、こんなところでやめてよーーーーーー(怒)」

↑↑心の中の声



娘の鳴き声を聞きつけて

お店の人が、私のところに来ました。


「すっすみません・・・・娘が・・・・」と

事情を話して、

結局、その椅子を買うことにしたんです。



娘はようやく泣き止み、

椅子が買えると嬉しそう。

 逆に私は、

 不本意な買い物にイライラ

 娘の大泣きにイライラ

 周囲の目にモヤモヤ


早く、店から出たい気持ちでいっぱいでした。


周囲の人がいなかったら

きっと、もっと大きな声で

娘に怒っていたと思います。

もっと、嫌な言葉で

娘を叱責したかもしれません。


そして、落ち着いてくると

そのイライラ、モヤモヤな気持ちから

 どうしてこんなにイライラしたんだろう?

 どうしてこんなにモヤモヤしたんだろう?

 どうして大きな声で言ってしまったんだろ?


 と、自分を責める言葉ばかりが心に浮かび

 モヤモヤ、ザワザワの罪悪感でいっぱい。




「子育てで悩むなんで、考えられない」

「子どもにイライラするとか

 腹が立つとか、理解できない」


 と言っていた自分がもう別人のようです。



そこから、子育てに

イライラ、モヤモヤすることがたびたび起こり、

子育てについて、心理について深く

学ぶきっかけになりました。


その頃は、子育てのテクニックを

たくさん知りたかったです。

こんなふうに言ったら、子どもはいうこと聞いてくれるかな?と

テクニック、やり方ばかり求めていました。


 その裏側には

 「娘が問題。娘を変えよう」と思っていたんです。

 
後にわかるのですが、

娘が問題ではなく、私の心の中にイライラ、

モヤモヤの元があったんです。


それは、決して、私が原因、悪いのではなく

イライラ、モヤモヤの元があるだけ。

そしてもう1つ

娘の個性や私との相性が影響していたんです。



子育ててテクニックよりも、

ママの心を整えること、

子どもの個性を知り、相性に合わせて対応していくことが、

大事という事を知るのはもっと後のことでした。