前回、イライラの元、

心の中にあるルール、法律のお話をしました。

https://ameblo.jp/naomi-saito/entry-12607458338.html



心の法律

何か見つかりましたか??


私の中には


  ・完璧にやらなければならない
  
  ・失敗してはいけない

  ・人から評価されなければならない

  ・うまくやらなきゃいけない

  
  というような法律があります。


その法律が守れなくなると

ネガティブな感情が湧きます。


「法律違反してますよ!!!!」という

 お知らせのようなものです。


大事なのは、

感情は、出来事に反応するのはなくて

この法律に反応しているということ。


子どもも悪くないし

[[name1]]さんも悪くない。


でも!

誰にも責められていないのに


 「母親としてダメ」

 「うまく子育てできていない」

 「周りからダメなママと思われる」

 「迷惑かけてる」

 と、無意識に自分で自分を責めてしまうんです。


「法律違反している!」と無意識に思ってるんですね。



この法律は生まれ持って来たものではありません。


赤ちゃんはまっさら! NO 法律!NO ルール!です。


生まれた後に心の中に作られたものです。


 いつ、どこでできたの?

 何のために作られたの? と疑問がわきますね。



法律は私たちを守るために作られます。

私たちの究極の本能は

1日でも安心、安全に生き延びたい、というものがあります。

生存の欲求です。


そのためにいろんな法律を作っていくんです。


赤ちゃんは自分で生きて行けないかよわい存在。

1人で生きて行くには

人から愛されること、認められることが大切です。

見放されないように、

愛される存在、認めらる存在になろうと学習するんです。


私の場合、


  ・完璧にやらなければならない

   →完璧でないと愛されない

  
  ・失敗してはいけない

   →失敗したら認められない


  ・人から評価されなければならない

   →人よりも優れ評価されると認められた


  ・うまくやらなきゃいけない
   
   →うまくやったら愛された


という、過去の体験から学び

法律が作られた行ったと考えられます。



多くは、親、特に母親との関係が

法律に大きく影響します。



私の母は、教育熱心な母でした。

 テストの結果、順位に敏感で

 よく同級生と比較もされました。

 頑張っても、あまり褒められた記憶がありません。

 今でいう「毒親」という感じです(泣)




認められた、愛された記憶が少ない

私の中には

強い劣等感があります。

自分を認められず、自己肯定感もとても低かったです。



 「私は、人よりも劣っている」

 「頑張らないといけない」

 「評価される自分であらねばならない」

 と、無意識に思っていました。


「自分は劣っている」という劣等感を埋めようと

私は頑張り続けるのです。


 それは、勉強や受験だけでなく

 大人になってからもずっと続きます。


 社会人になっても、

 認められるために、評価を得るために

 頑張り続けます。


もともとは、母に認められたかった、

母に愛されたかった、という思いが

いつしか

上司、同僚、パートナー

全ての人間関係にも影響が出て、


 「すべての人から認められないといけない」

 「みんなから愛される人にならないといけない」

 「みんなから評価されないといけない」

 と、無意識に思い込んで行ったのです。



それは子育てにおいても同じです。

自己肯定感が低く、劣等感が強い私は

子育ても頑張るんですよ。


 人から認められるように

 評価されるように

 そのために

 子育てを失敗できない

 完璧にやらないといけない

 と思い


 少しでもうまく行かないと、

 イライラ、不安、焦りの感情が湧いてくるんです。


 そして、うまく行かない状況に

 さらに劣等感は強まり、

 自己肯定感が下がっていく悪循環!!!




今、怒りの感情をコントロールする

テクニック、考え方がありますが、

その場をおさめても、

根本的な解決にならないことはわかりますよね。


また、子どもに

 「こんなふうにいうと言い」という

 子育てテクニックもたくさんありますが、


自分の中にある、

法律をゆるめたり、変えていかない限り、

同じ問題があらゆる人間関係の中で繰り返されます。


(もちろん、すばらしいテクニックもあります!

 でも、心を整えてからじゃないと、結局同じ問題が繰り返されます)



「母に認められたかった」という想いに

はっきり気づいたのは

40才近くですよ(汗)


私は32歳の時に、起業をしました。

夢、志を持って起業をしましたが、

その根底には


 「成功して母に認められたい」

 という想いや

 「成功して、母をぎゃふんと言わせたい」

 という、毒々しい想い。

 また、

 「母が一番嫌う方法で成功したい」

 というような、自分でも

 「私って嫌な奴だな・・・」と

 思う想いもありました。



 この想いも、今だからこうして言えますが、

 その時は気づいていないし、

 うすうす気づいても、そんな自分が嫌で、

 認められない自分がいました。



起業して、子ども未来がっこうを作る前まで、

「母が認める成功」を目指して頑張るのでした。


本も出て、新聞、テレビにも出て

努めている時よりも収入は上がって、

社会的な評価は得ましたが


それでも、私の母は

まったく褒めてくれませんでした(笑)

むしろダメ出し(( ノД`)




もし今、子育てや仕事、パートナーシップに

悩むことがあれば、

その根底には

子どもの頃に思い込んだ

思い込み、法律が影響しています。


 外の世界は鏡。

 特に子どもはそれを教えてくれる存在です。


子育てって

がんじがらめの法律を緩め、

本来の自分を取り戻すきっかけになるのかなと思います。

 

少しずつ緩めて

気持ちを楽にして生きましょう。



子どもたちにも今、まさにルール、法律が

作られる時期です!!



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