皆さん、こんにちは~(*´∀`)
本日2回目の更新です!^^
ということで、先程の続きをどうぞ
***************
という失敗の経緯を先程書きましたが
では
なぜこうなったのか?!
ここを解明しないと次に進めませんよね~
というか私どうしてもイチジクとクルミがたっぷり入ったパンを食べたいので、何としても次は成功させたい気持ちが強くてですね!(ソコかよ!)
(買えばいいじゃんと思うかもですが、自分で作る人間からするともはやパン屋のパンなんて高くてとても買う気になりませんというか買えない(T-T)
私失敗の原因を
調べました!(・`ω´・)キリッ
調べたところ・・・
イチジクにはフィシンというタンパク質分解酵素が豊富に含まれているため
パンの生地に練り込むとグルテンを破壊してしまうそうなんです
グルテンというのはざっくり言えばパンのふわふわの元になるもの。
(粉のタンパク質に水と力を加えるとグルテンになります)
それを壊す酵素が多いイチジクを今回は細かくカットして、さらに練り込むという
一番やってはアカンことをしたためにこんな生地になったと思われます~
こねればこねるほどタンパク質分解酵素が生地の隅々まで行き渡り生地はまとまらなくなるそーです
ですよね~
ということで今回の原因は多分これだなということは分かってきたのですが
じゃあ!
でも焼き立てパンのお店にイチジクとクルミのパンとか普通に売ってるよね?あれは何なん?!
という疑問が次に私に湧いたのです
なので、それも調べました!^^
らー!
タンパク質分解酵素というのは加熱すると酵素が死滅するそうなので
多分パン屋さんなどで使っているものは一度加熱したドライイチジクを使っていると思われます
というのが私の推理なんですがどう?
パン屋さんに聞いたことないので知らんけど
ということで私も残ったドライイチジクは・・・
紅茶煮にしておきました
次焼くときはこれ使えばちゃんとした生地ができると思われますー!
そして、さらにもう一つの疑問!
じゃあ今まで作っていたドライフルーツのパンはなぜ失敗しなかったのか?
これは生地に対するイチジクの量が少なかったのでそんなに影響なかったのかな~と。
(あくまで私の予想ですが)
もしかしたら少しは影響あったのかもしれませんが
こういう感じのパンなので、そんなにふわふわってわけでもないため、多少ボソボソしていても分かりませんしね
ちなみに
タンパク質分解酵素が入っている代表的なフルーツといえば
パイナップル、マンゴー、キウイ
など南国の果物が有名ですが、これらはパンの材料として使うことは少なく、どちらかというとゼリーの中に使うときに
タンパク質であるゼラチンにこれら生のフルーツを入れると固まらないから注意してね~♪^^
というのはよく聞く話で、私もそれは知っていたのですが
まさかまさかのイチジクにタンパク質分解酵素が豊富に含まれているとは知りませんでした~
ちなみに今回イラン産の白イチジクでしたが、いつもはトルコ産のイチジクを使うんですよね。
大きさはこんなに違います
紅茶漬けにするとやわらかくなるのでヨーグルトなどに入れても美味しいです♡
最初
イラン産のイチジクだったからダメなのかしら?!
とか思いましたが多分産地の話ではないですねイラン疑ってごめんよ~
あなたは悪くなかった!(笑)
ということで!
謎が解明されたので、次回リベンジではイチジクとくるみたっぷりのパンを焼きたいと思いますので乞ご期待!(・`ω´・)キリッ
いや~それにしても失敗したときはめっちゃ落ち込みましたが(*´Д`)=з
(材料がムダになるのが本当に泣ける)
自分で調べて失敗の原因が分かると
なんか清々しい気持ちになりますね!(≧▽≦)
失敗したまま「やーめた!」で放置しておいたら私にこの知識は入ってこなかったですし
仮説を自分で立ててその裏づけを調べていくのは大変面白かったです!(≧▽≦)
やっぱり料理は化学だ!
学生のときにこういう視点で化学を教えてもらっていたら
私はもしかしたら今ごろリケジョだったかもー!
(なワケないです。数学が壊滅的に弱い女!笑)
ということで皆様もパンをつくるときのドライイチジクにはちょっと注意してくださいね~
では、また~(^_^)/~~
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