こんばんは。
先日のフィギュアスケート遍歴の記事を読んでくださった優しい皆様。
ありがとうございます。
性懲りもなく、
私の「ロシアジュニア推し生活」について、今日は書いていこうと思います。
ロシアにはまるきっかけは前回の記事でふれたとおり、
ソトニコワ・トゥクタミシェワ・シェレペンの「ロシア三人娘」とエレーナ・ラジオノワです。
同時期に活躍していた選手からまずは書いてまいります。
ユリア・リプニツカヤ
彼女は日本のロシア女子人気の火付け役と言っても過言ではないと思います。
それくらい、ソチ五輪での人気と注目度はすさまじいものがありました。
彼女もエテリ門下生ですが、彼女がまずすごかったことは、ジュニアの高難度ジャンプの戦いの中で
プログラムの完成度の勝負をしてきたということです。トップに上り詰めるには3回転3回転を飛ぶ選手がほとんど。
彼女は2A-3Tで世界ジュニアの頂点に上り詰めます。
それくらい、彼女のプログラムはジャンプも、スピンもステップも点数に結び付きやすい要素をそろえたレベルが高いものでした。
彼女の持ち味は「柔軟性」。彼女命名のキャンドルスピンは必見です。やり始めた時中国雑技団か?って言われていたくらいの驚き。
ジュニアを制した後は、高難度のジャンプを入れても完成度を上げられるようにという戦略をとってきます。
彼女は体形の変化が出やすい体質で、粉しか食べないなど本当に苦労したそうなのですが、五輪シーズンにその血の滴るような努力は花開きます。
その年はSPもFSも、フィギュア史に残るほど素晴らしいプログラムだと思っています。赤いコートの衣装で「シンドラーのリスト」を踊った姿は、強烈なインパクトがありました。
3Lz-3Tのコンビネーションも軽々跳び、それでいて感情のこもった演技。昔は正確で感情を込めた演技、というタイプではなかったのでそれも驚きでした。個人での金メダルこそ叶いませんでしたが、団体戦では金メダル。彼女の演技は世界中の記憶にしっかりと残るものだったと思います。
今はコーチをしているんですよね。現役後期は摂食障害にも苦しみ本当に壮絶な戦いだったと思います。彼女の新しい人生に幸多からんことを。
大ポリ・中ポリ・小ポリ
ロシアのオタクさんの中では割と有名な三人のポリーナです。2009年ごろから2012年ごろに台頭した選手です。
大ポリ→ポリーナ・シェレペン
この間の記事にも書いた選手。ロシア三人娘の一人です。この名称が日本でついたときに一番身長が高かったため大ポリとなりました。(安直)
今はコーチをやっています。本人は怪我に翻弄された選手人生だったので、この間教え子ちゃんが試合デビューしていてうれしい気持ちになりました。
中ポリ→ポリーナ・コロベイニコワ
スタイルがよくて、ロシアのバレリーナのような選手。結局一番背が高くなってしまったけれど、中ポリです笑
見返したらめっちゃうまくてびっくりした。手足の使い方が本当に上手ですね。
小ポリ→ポリーナ・アガフォノワ
前述のとおりポリーナと名の付く選手で一番小さかったので小ポリです。
村上佳菜子さんが世界ジュニアで優勝した時に銅メダルだった選手。私の友達がめちゃくちゃ推してました。
ウルマノフ門下生で、楽しそうに生き生き滑る演技がかわいらしい選手です。
同時期にアンナ・オフチャロワとか、ニコル・ゴスヴィアニとかいて楽しかったですねえ。
国籍を変えたりいろいろありましたが、今はみんな結婚したりコーチをしたり、それぞれの道を歩んでいます。
アンナ・ポゴリラヤ
ラジオノワの同期です。
ロシアではジュニアのころに輝きを放つ選手も多いですが、私は彼女のシニアでの演技が大好きです。
シニアに上がった後のプログラムは女優さんのようで、見ていてワクワクするものばかり。
公式の動画がジュニア時代のものしかなくて悲しい…ジュニア時代もインパクトありますが!
彼女転ぶときめっちゃダイナミックで痛そうで、いつもケガをしたのではないかとひやひやしていました。
私は2015-2016シーズンのSPが一番すきです。衣装も私の好きな衣装ベストテンに入るくらい。
ジュニア時代はラジオノワが圧倒的に強いので仕方ない…
あとロシア関係ないけどこの時1位ラジオノワ3位ポゴリラヤで、2位がアメリカのハンナ・ミラーという選手なのですが、
私この選手大好きでたまらないので動画載せておきます。
アメリカの踊れる子といえば、未だにハンナ・ミラーが一番に出てきます。
ちなみにこの年は宮原知子さんがジュニアデビューした年でもあります。
待ってほしい…この後「ロシアカルテット」って4人組が出てくるんだけど、すでにこの文量…
でもロシアカルテットは割と今のロシアブーム初期感あるのでこれを分けると連載になりますが大丈夫ですか。
リプニツカヤが長すぎたんや…
〇なつみ〇