皇居乾門通り抜けと八重洲ブックセンターと東京ミッドタウン八重洲 | 奈良大好き主婦日記☕

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鎌倉在住
奈良や仏像が好きで子育て終了と共に学び直し大学院博士課程修了、研究員になりました。
テーマは平安後期仏教美術。

明日香村、山の辺の道等万葉集の故地が好きです。
ライブドアにも書いていました(はなこの仏像大好きブログ)http://naranouchi.blog.jp


「花見」と「かき氷」と「ジャニーズ」が大好きという、何十年来の付き合いの古い友人から、
「皇居の乾門通り抜けが4年ぶりに再開したからそこで桜を見て、新しく出来た八重洲ミッドタウンでかき氷を食べよう!」
という楽しい提案ハートのバルーンがありました

私はこの3月は、大学の事務的な用事(最後に少し書いてます)や、京都奈良でのお花見🌸の予定などがあり、キホン的に関西に滞在していましたが
月末の数日間、関東に戻ったため、
友人のそのお誘いを受け皇居や八重洲に行ってきました
この乾門の通り抜け、実は数年前の紅葉の季節にも同じ友人から誘われて、ブログに書いています

(覚えている人いないと思いますが)




 皇居乾門通り抜け

以下、今回の通り抜けの様子です


東京駅丸の内南口で午前中に待ち合わせ、皇居に向けて歩きます

↓久しぶりの東京は眩しかった


地図↓



↓皇居外苑の入場口で、荷物検査と身体検査を受けます



↓坂下門から入場



ここから乾門まで、左右に広がる手入れの行き届いた庭の桜やその他の植物を見ながら、一方通行で進みます


↓桜はやや盛りを過ぎた頃でした



↓向こうに見えるのは大手町のオフィス街

ビルがどんどん建て直されて、昔とは全く違う光景になりました


大きく枝をのばす桜


みんな同じ向きに歩く


↓立派な柳



↓こちらは宮殿に行く道でしょうか?

ロープの向こうにある道は、とても綺麗に整備され庶民は入れません



↓石垣は江戸城の名残





↓途中、

道灌池(?)とかいう太田道灌の名前のついた池がありました(太田道灌は江戸城を築いた人)

その池の傍に黄色い山吹の花が咲いていました

山吹の花には、こんな歌があります
「七重八重花は咲けども山吹きの実のひとつだになきぞかなしき」
この山吹の花と太田道灌の関係については、
こちらなど↓

↓綺麗な松もありました

この松、金屏風の題材になりそうでした

さすが皇居



↓現代のビルと、江戸城の石垣



↓乾門を出たところに、真っ赤な石楠花


馬酔木




 皇居東御苑から大手門へ

次は、北桔橋門から皇居東御苑に入ります

↓さっきまで歩いていた場所が、北桔橋から見える


東御苑

宮内庁HP



↓桃花楽堂


↓天守台に登ってみよう



↓天守台途中の背の低い桜


天守台に登ると見晴らしが良くなった



東御苑は公園になっていて、のんびりと花を愛でることができました

↓ハナニラ



石楠花




大手門から外に出ました

↓お濠端にも桜



↓大手町・丸の内のビル群


三菱一号館の隣の、

丸の内パークビルとかいうところで昼ごはん





 八重洲ブックセンター閉店

ご飯の後、東京駅八重洲側に行きました


八重洲南口の前には、

↓八重洲ブックセンター

この日は3月30日でした

八重洲ブックセンター閉店の1日前です

八重洲ブックセンターは建てられてから、40年以上経つそうです


お茶の水の駿台生だった私、

バンカラなワセダの学生だった私、

大手町のOL(死語)だった私が、

ずっと通った本屋です

お店に入ると、

なぜかいつもトイレに行きたくなった(なんで?)

エスカレーターで4階(だったかな?)に登ると、

フロアの奥の方に入江泰吉写真全集が置かれてました

駿台予備校生の私には高価で買えず、こっそり眺めに行きました

それから、中西進さんの難しい論文の本もあって、全く読めなかったのを覚えています(まさかその後、法学部に進学するなんて夢にも思わない時期だった)



八重洲ブックセンターの1階の入り口のところにある柱には、作家さんたちのサインが書かれていました



八重洲ブックセンターは建て替えになるそうです


2023年3月31日 (金) 八重洲本店 営業終了のお知らせ





東京ミッドタウン八重洲オープン

八重洲ブックセンターの隣にはオープンしてひと月もたたない

↓東京ミッドタウン八重洲

三井不動産の手がけるこのビル

1階は日本のお店(京都の西陣織とか鯖江のメガネ屋さんとか)が入り、2階には飲食店が入っています(どこかに小学校も入っているらしいけど、確認できませんでした)


その2階に、入れ替わり制で「かき氷」屋さんが入り、現在は「ひみつ堂」という東京下町のお店が営業しています(かき氷界では有名なお店らしい)


東京ミッドタウン八重洲



初めに書いた通り、

友人がかき氷🍧がとにかく大好きな人なのです


対する私は「冷たいものはお腹を壊すのでかき氷は食べないネガティブ」のが基本方針なのですが、私の主張は掻き消され(というより、聞いてない)

友人は「様子だけでも見に行こう!」と提案してきました

そして、現場に着くと、あっという間に、「かき氷星人」たちが並ぶ長い行列にしっかりちゃっかり並んでしまったのでしたショック


↓私は仕方なく、コーヒーとお菓子を購入



↓東京駅がよく見える場所で座りながら、

行列に並ぶ友人を待ってます(ずいぶん待たされたわ)




🍧かき氷登場!🍧

待ちくたびれた頃、満面の笑みで、

↓こんなにデカいかき氷をもって現れた!

で、私にも食べろというので、3スプーンくらい食べてみました


ふわふわで、とても美味しゅうございました

この「かき氷星人」である友人は
大学一年からの付き合いで、
もともとお寺が好きだったはずなのです
あの頃、奈良の日吉館にも一緒に泊まりました

あれからうん十年、いつもいつでも元気印な人💪🏻

私がアメリカで子育てをしていた頃、まだネットがなくて日本のことがよくわからない時代だったのですが、彼女が定期的にエアメールラブレターを送ってくれました

そのエアメールには、
室生寺の五重塔が台風で半壊したことが記され、
写真付きの新聞記事が同封されていました
また、小泉首相が変人ならば、小渕恵三は凡人、梶山静六は軍人なんてのも、書いてありました
1990年代後半のことです

最近会う彼女は、ジャニーズの話題が多くて(元気印のエネルギー源)
松潤とか、キンキキッズとか(あと誰だったかな)の話をよく聞かされるけどさ、
私が聞きたいと思うのは、昔ならキムタク、今はキンプリの話なんだよね
そこんとこ、よろしく笑


チューリップ黄チューリップオレンジチューリップピンクチューリップ紫チューリップ赤


…と、しょうもない話のあとになってしまいましたが、少しだけ自分のことを報告したいと思います

長年在籍していた大学院の博士後期課程が、3月で年限を迎えました
この4月からは同じ大学で同じテーマで同じ教授に指導いただく形で研究員になりました(この時点でまだ手続き終わってませんが)

研究員になると、一年ずつテーマを決めて予め提出しなければなりません
私の今年度のテーマは、前年度に査読を通過できなかった論文のテーマの書き直しです

ところがこのテーマが難しい
身バレしそうなのであまり具体的に書けませんが、美術史と仏教学の学際的なところなのです
この状況は、いわば「あちらを立てればこちらが立たず」とか「虻蜂取らず」になりかねません汗
査読する人がどちらの分野の人なのかというのも結果に影響しそうな気がします
あーー難しいえーん

とはいえ、
自分の人生の残り時間を考えると、論文だけに費やすのはもったいない(もともとそんなこと出来ませんけどね)
私が一番好きなのは、奈良や明日香村や万葉集や仏像や古墳などなどです(多すぎるモンダイ)

今まで忙し過ぎて、あれもこれもアップデートできませんでした(気づかぬうちに、自分が知らない古墳が世間から大注目されていて驚く、とかね)
今後はバランスよく、いろんなことに関心を向けたいなーと思います

自分自身が楽しく過ごせる人生を送ることを大切にしていきたいと思っています
(目指せ、脱・昭和の価値観!)