2023年 祇園祭〜前祭宵々山、後祭宵々山宵山山鉾巡行、還幸祭と神輿渡御 | 奈良大好き主婦日記☕

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鎌倉在住
奈良や仏像が好きで子育て終了と共に学び直し大学院博士課程修了、研究員になりました。
テーマは平安後期仏教美術。

明日香村、山の辺の道等万葉集の故地が好きです。
ライブドアにも書いていました(はなこの仏像大好きブログ)http://naranouchi.blog.jp



今年の京都祇園祭の前祭山鉾巡行は7月17日、後祭は24日でした

私が京都にいたのは、
前祭の宵々山、宵山
後祭の宵々山、宵山、山鉾巡行
です
そこで、数多く撮った画像からその「雰囲気」をお伝えしたいと思います
(動画は特にことわりがない限り、10秒くらいに縮めてあります)

前祭
鉾建て
7月11日 鉾建て2日目、四条通のスーパーに行きがてら、建設途中の鉾を撮ってみました


鶏鉾


菊水鉾



宵々山(7月12日)

保昌山で粽を買いました


可愛らしい粽



↓四条烏丸交差点

コロナ前ほどではなさそうですが、混んでいました


偶然見つけたお店に入ってみました

隠れ家みたいな場所にありました

探してみてくださいね

https://gcjapan-kyoto.com/torizuki/



長刀鉾

大混雑汗


月鉾の隣に星が出てる!


蘆刈山


御神体は、「七条仏師・運慶の末弟子・康運作」だそうで


↓「現役」のこちらは江戸時代の複製品なんだそうですが


↓脇に置かれたこちらが、康運作という本来の御神体…こわい!




舩鉾

可愛いお嬢さんたちが粽を売ってました…京都らしい微笑ましい光景です


残念ながら、前祭の山鉾巡行は見られませんでした


キラキラキラキラキラキラ


後祭

宵々山(7月22日)

さて、再び京都にもどりましたので、宵々山に行きますよー


大船鉾

大船鉾は、幕末の焼失から150年の時を経て、平成26年に復帰したそうです(おめでとう!)

御神体





南観音山

今年は、2番目に巡行です




NHKの生中継が入っていました





北観音山



八幡山



鷹山

鷹山は2022年に、なんと200年ぶりに復興したばかりだそうです(おめでとう!)



御神体も新しいのかな?




役行者山

やっぱり「役行者」って魅力的(個人的趣味)


素敵な名前の町



可愛いお嬢さんたちが歌っています

買うよね〜(^^)



黒主山





鯉山



橋弁慶山


御神体は牛若丸と弁慶



どうやら全部は回りきれなかったようですキョロキョロ

後祭、宵々山は
街の雰囲気が情緒的で、
華やかで、
でも少しもの哀しさもあって、
とても素敵でした



宵山(7月23日)

この日は、御旅所に行ってみました

立派なお神輿が3つ





後祭山鉾巡行(7月24日)

山鉾巡行の順番は、こう↓

KBSテレビの画面

テレビの生中継を途中まで見てから、急いで

四条河原町交差点に行きました(たぶんテレビで解説聞いた方が理解が深まったと思うけど、百聞は一見にしかずだもんね)



南観音山の辻回し(20秒)

四条河原町に急いで行き、辻回しを初めて見ました

南観音山は「くじ取らず」ですが、今年は169年ぶりに2番目に巡行するそうです

扇を持つ人たちの号令?で、山車がぐるっと回るのがカッコいい


河原町通から四条通に入ったところ

後ろに柳がつけられているのは、楊柳観音をお祀りしているからだそう



橋弁慶山

こちらも「くじ取らず」で先頭なので、

南観音山の辻回しを見たあと、四条通を西に向かって追いかけました


五条大橋の上の、牛若丸と弁慶(頭の中、タッキーとマツケンサンバで再生)



浄妙山


八幡山


鯉山

↓背中の「鯉」の字が粋だねえ(←江戸っ子口調)


北観音山

お囃子もあってまるで鉾みたいと思いましたが、

山車の上に木があるのは、「山」なんだそうです

北観音山と南観音山の山車につける木(ヒノキ?杉?何?)は、くじ引きで決めるそうですよ


北観音山も、楊柳観音を祀るため後ろに柳をつける(観音を御神体と呼んでいいのかしら?)



黒主山

↓ルーズソックスみたいで、ラブリー



役行者山

役行者だから、やっぱり法螺貝だよね

山伏の出立ちがカッコよい(23秒)


御神体は↓

「正面に役行者が帽子(もうす)を被り袈裟・掛絡(くわら)を纏い経巻・錫杖(しゃくじょう)を手に祠(ほこら)に座し、葛城神は女神で手に輪宝を、一言主神は鬼形で赤熊(しゃぐま)を被り斧を携える」

http://ennogyojayama.main.jp/


3体映るが、一番前が役行者、その次が葛城神、最後が一言主なのかな

↓粽を逆さに突っ込んでいて、粋だねえ(←江戸っ子2回目)


鈴鹿山


鷹山

復活おめでとうございます(18秒)


大船鉾

大船鉾はくじ取らずの大トリです

が、待てど暮らせど来ないのだ…

関東人がせっかちであることを、時々京都で思い知らされるのですが、この時も私のせっかち発動し、四条通を遡り迎えに行きました(^^)


いた!いた!

すごい勇姿


ミシミシ音を立てながら、ゆっくりと鉾が進んで行きました

お疲れ様〜


これで、後祭の山鉾巡行、全てを見ることが出来ました


巡行が終わると、信号機をすぐさま元に戻します↓(画面左下には、まだ大船鉾が見えます)



お昼ちょうどに山鉾巡行を見終えましたが、

この後、還幸祭 神輿渡御を少しだけでもみようと思い

午後5時ごろ、再び街に出ました(西陽がジリジリ)



寺町通りで、まず神宝列に出会いました

八坂神社から御旅所を通り、寺町通りで南下します


ここは私の好きな三密堂書店の前です


鮮やかな鳳凰


可愛いお稚児ちゃん(彼はどんな方なのでしょう?)


光さす平安貴族…光源氏かと思いました

頭の中、東山紀之の光源氏



そして、いよいよ神輿です

ちっちゃな子たちが先導してます


勇壮なお神輿をご覧ください(途中でオソロシクなって、後退りしてます…17秒です)


まるで、ハーメルンの笛吹きについていくように私もお神輿について行った(ストーカー)


高辻通りで西に向かい、佛光寺の脇を通る

ストーカー中

烏丸通に出た


西陽がきつくて辛かったので、ここでストーカーをやめ、お神輿を見送ることにしました



烏丸通は、交通ストップ


なんと、高辻通りより北側が右側通行になっとる!(アメリカか!)


ぼんやり見ていたら、青信号に変わって、

バスが私に向けて突進してくる!ひえ〜っあせるあせる


なんと、私はバス停に立っていたのでした(そりゃ来るわ)


一体何の話?ですが、

祇園祭のお話はこれでおしまいバイバイ