(お酒は適量で愉しみましょう)
PR: シャンパーニュ地方訪問ならシャンパーニュ訪問.fr
こんにちは。
仏農水省の予測によると、2017年のフランスワイン収穫量は、前年の18%減にて、
1945年以来の低収量となるようです。
春の霜や雹、乾燥した天気もあって、今年はますますフランスワインが貴重に感じる年になりそうですね。
さて、前回の記事でお伝えしていた、ノルマンディー&ブルターニュへの弾丸トリップについてです。
シードルの生産者を色々と事前に調査して目星をつけていたので、スムーズに訪問できましたが、
感想は・・・ほーんとに癒されました~
自然豊かな放牧地の真ん中にリンゴ農園と醸造所がある、非常にのどかな風景の中で
作られてい
行った生産者は有機栽培で作っていて、いわゆる近代的な「リンゴ農園」ではなく、
放牧地とリンゴの共生=つまり、羊などを放して下草をはませて、エコサイクルを
確立させる栽培農法を採用していました。
このやりかただと、いざリンゴを栽培しようと思っても満足に実がなるまで10年ほどかかるそうですが、
一度確立すると、100年はもつとのこと。
100年のスケールって、大きいですね・・。醸造もワインとの色々な共通点と、相違点色々と興味深く、大変良い勉強になりました。
(アッサンブラージュや瓶内二次発酵など、ワイン・シャンパーニュと少し似通ったところを感じた今日この頃です。)
パリにもどって、全然関係ないですが、ちょっと小話・・
7区の、わが家がよくバゲットを買うパン屋さん。
「夏休みどこいったのー?」など色々と雑談してたら、なんとこのお店の造り、
1862年から変わっていないそうです。
オーナー自体は今年の1月に代わって、ビオ(有機)バケットを作るようになったので、
それからうちでよく食べるようになったのですが、そんな前からこの店(構え自体)が存在していたのかと思うとびっくりです。
やっぱりフランスは歴史を大切にしますね。地震がないのもありますし。