体にとって必要のない菌やウィルスが侵入すると、人間の自然治癒力が働いて『熱を上げる、咳やくしゃみ、鼻水を出す・・・』等の様々な症状が現れます。
これらは全て『必要』だから、体が意図的にしている事なので、薬などでそれらを止めてしまうと、余計に体は弱くなり、何度も風邪をひく体になってしまいます。
通常、風邪の症状は４日で治まりますが、４日で治まりきらない場合は7日、それでも無理な場合は１４日、こじらせば２８日・・・となります。
熱が出てしんどい場合は、体を休めて『固形物は食べない』ことです。
消化器官を働かせば、消化器官に血液が集まり、消化活動にエネルギーを費やすため、治りが遅くなります。
逆に、熱が出ても元気で食欲もある場合は、お粥さんを少しずつ良く噛んで、唾液を沢山含ませながらゆっくりと食べた方が治りも早くなります。
小麦系や砂糖系、油物は厳禁です！
飲み物も『体液よりもすこし濃い目（１０～１５％）の塩水』がベストですが、たっぷりのビタミンCも同時に摂ると尚いいです！
少々熱が高くても４２度を超えなければ脳細胞は変性しませんので、頭だけを冷やして体は布団にくるまったりしてガンガンに温めて、大量の汗を出せば治りが早いです。
また普段から体に塩が満ちていると、風邪だけでなく、水虫やヘルペスなど様々な菌やウィルスも繁殖できなくなるので、きっちりと充分な塩分補給（ただし、ちゃんとした天日塩）を心がけて下さいね！
通常、薬で症状を止めなければ、風邪はシーズンに１度ひけば免疫が上がって２度とひきませんが、抗生物質を飲んでしまうと腸内細菌が死滅して、逆に免疫が下がるので１シーズンに何度もひいてしまいます。
熱も咳もくしゃみも悪寒も・・・悪者ではなく、全て体の味方です！
それらを排除しようとせずに、風邪をひいた時はそれらにお任せしてじっと体を休ませてあげて下さいね（*^_^*）
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