誰も言わない『目から鱗の塩』のお話 | ~原点回帰~

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いらない思考や思い込み、余計な執着を手放して 『原点回帰』 しませんか?

最近、色んな方が『塩』の重要性を話されていますが、どれもこれも『上辺のみ』で、正しく理解されている方が少なすぎる様に思いますので、少し書かせていただきますね!


先ず、『精製塩は摂りすぎてはいけないが、ミネラルが豊富な海塩はどれだけ摂ってもいい』

と思っている方が多いと思います。

が、当たり前として『どれだけ摂ってもいい物』なんて、この世に存在しません。
体に一番大切な『塩や水』でさえ、『致死量』がありますので、それのみを1度に大量に摂りすぎて致死量に達すると必ず死にます。(普通の人には不可能な量ですが!)

また、たとえ『精製塩であっても、足らないよりは、摂りすぎる方がマシ』です。

微量ミネラルはほとんど入っていなくても『生理食塩水』を点滴するだけで元気になる人が多い・・・と言う事でも納得出来ると思います。(カントンの海水療法も同じ原理です)

恒常性(自然体)を保つために、細胞外液(血液も含めて)は、約0.9%のナトリウム濃度を維持する必要があります。
しかし、ナトリウム(他の微量ミネラルも)が不足すれば、恒常性を保つためには水分も排泄しなければバランスがとれません。

そうして、体全体の水分量が減少すれば、もちろん血液の量も減少するので、細胞の隅々まで血液が行き届かずに物質交換も上手く行えません。

そればかりか、水分量が減少すれば、様々な臓器や器官が萎縮して硬化してしまいます。(乾燥ワカメや乾燥シイタケみたいな物です)

ですので、先ずは『体全体の水分量』を減らさない事が大切となります。

その為に一番必要な物が『水と塩』だと言うことです。

1日に3リットル程度の塩水を飲むだけで、アルツハイマー等の脳疾患や肝硬変なども改善した事例も多くあると聞きます。

人それぞれ、足りない微量ミネラルの種類は違いますし、毎日の食事でも様々なミネラルは摂取出来ている方もいらっしゃいますので、必ずしも『血液に近い組成』の塩が、全ての人に適正とも限りません。

以前にも書きましたが、摂りすぎたミネラル成分は、骨の内部に貯蔵されます。
血中ミネラルが足りなくなると骨から排出されるため、骨の内部がスカスカになってしまいます。
骨の中が空洞化すれば、折れやすくなるのは当たり前ですよね!

塩を充分に摂られてる方は、なかなか骨折には至らずに、ヒビのみで救われる事も多いですよ!


安くても、自分の舌で『美味しい!』と感じれる塩であれば十分だと思いますよ!

まぁ、かと言ってもやはり、どうせ摂るなら精製塩はお勧めしませんが!

また、ナトリウムの原子核にある『0番元素』の事も考えれば、私は火入れのされていない物をお勧めします!

微量ミネラルの事は考えないなら、岩塩も素晴らしいと思いますし、微量ミネラルまで必要なら、やはり『天日』のみで作られた物をお勧めします!

日頃から野菜を豊富に食べられている方はカリウムの少ない物、肉食中心の方はカリウムの多い物を選ばれるといいですよ!

(検索すればすぐに色んな記事が出てくると思いますので、致死量や0番元素などの詳細は長くなるので載せてません)