心理カウンセラー
ひらいなずです
今年になって３月になるが、知り合いの急逝の知らせが
ポツポツと届くようになった
そんな知らせを耳にするたびに
「生きる」ってなんだろうとフト気が遠くなる～
私自身、幼い時から親に「あなたは長生きしないだろう」
そう言われ続けていた
身体が弱かったし、おそらくこの世離れてしていたからだろう
自分でも、長いことこの世界に留まっていることはない
そう思っていた
自ら、一足早く還ろうとしたこともある…
だけども、今、ここにいる
「生きるとは何か、それがわからないままに生きていけ」
「わからないままに生きることに価値がある」
あの時、見えない世界からそう言われた気がした
「わからなくても、生きていく」
「わからないからこそ、生きていく」
あの時
死してなお、苦しむ人がいる
それでは、この世界には救いがない
それでも、生きていけというのか
そう感じた絶望
今でも、その絶望を感じることがある
暗い闇の深淵を見ると、自分を世界から隔離したくなる
まるでマントをかぶり闇の淵にたたずむように…
自分の存在が消えることがない
その意味があるのなら、ただただ生きよう
死しても、在り続ける命ならば、ただただ生きよう
あの時そう決めた
色んな世界がある
ひとはみな、自分の内側に大いなる「宇宙」を内包しているのだ
その内側の宇宙を、私は「内的空間」と呼ぶが
その内的空間がどこに繋がっているのかが何より大事なのである
その空間が、より大きな拡がりを持ち
様々な世界と繋がり、現実と一体となる
そんな「空間」をつくる「場」を私は創りたいと思うのだ
闇もある、だが、それも光の中にある
そんな自分の「場」をみんなが見つけられたらと願う
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