材料(1人分の量です)
HG アッガイ 手 2本
   
■塗料
GX109 クリアブラウン 少々
44番 タン 少々
48番 クリアイエロー 少々
131番 赤褐色 少々
CK4 板敷・柱色 少々
   
※材料の分量は変わることがあります※

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カニパン・源氏パイなどでおなじみの三立製菓様の一番がチョコバットです!

なので、今回はチョコバットの回になります。

 

で、まずはチョコバットとは何ぞ?(恒例の)ですが・・・

 

チョコバットは1964年に三立製菓より発売開始されました。

棒状のパン生地にチョコレートをコーティングしたものになります。

 

そのチョコバット発売から遡ること2年前、野球界では長嶋さんと王さんの【ON砲】が爆誕しました。

当時、少年たちはその御二方に憧れ、いつか自分たちもプロの野球人になるという夢で日本中が包まれていました。

いっぱいキャッチボールをし、いっぱい素振りをした少年たちは、いつしかいっぱいお腹を減らすようになっていました。

お腹を減らした少年たちがギラギラした目で素振りをする姿を見て、三立製菓は考えました。

お腹を減らさずに野球ができる夢のような商品ができないかと。

そこでできたのがチョコバットでした。

開発に2年の歳月がかかってしまったが、試行錯誤の結果、素振りができるチョコにまで昇華しました。

少年たちは我も我もとチョコバットを握り素振りを始めました。

いっぱい素振りして、疲れたら食べてを繰り返し、そしてまた繰り返し。

これが、かの有名なチョコバッターの誕生秘話です。

 

という与太話は置いときまして、さっそくチョコバットをつくっていきましょう。

 

まずはアッガイを用意します。

 

色々と素振りしてみましたけど、アッガイが一番しっくりきました(2021年私、調べ)。

 

板に置いてみると・・・

もう完成って言ってもいいくらいですね。

 

ただ・・・チョコバットには無くてはならない部位が存在しています。

『【コレ】を再現できなければチョコバッターと名乗るのはおこがましい』と師匠に常日頃やかましく言われています。

その【コレ】言うのが・・・底のコトです。

チョコバットの底には愛と勇気と力とが静かに眠っています。

 

食べたい気持ちを我慢しての、底見せです。

これ見て我慢ができて本当の一人前になります。

 

底作ります。

まずは研磨機にかけます。

研磨機は、最新型の2021モデルになります。

 

研磨後です。

 

ここまで出来たらチョコ掛けします。

うちでは5層掛けをしています。

5層掛けができるのはうちだけじゃないでしょうか?

 

とてもおいしそうになりました。

(サク山チョコ次郎って、めっちゃおいしいんですよ!)

 

チョコの艶を調整して、

チョコバットの完成です。