病院の集中治療室で迎えた夜 ② | 素人が民事裁判を起こして・・・

病院の集中治療室で迎えた夜 ②

MAI,CT ついでにPCR検査の後、そのまま緊急入院となった日の夜は集中治療室で過ごすことになった。

カラダに心電図を計測する吸盤を貼られて一夜を明かすことになる。 ベッドの横には生体情報モニタがあって一晩中音がなっていた(様な・・・)

因みに、同じ”一過性脳虚血発作”で翌日、心筋梗塞を発症して約1か月後に死亡したのが、あの”平成おじさん”こと小渕恵三(元首相)だ。

その時(一過性脳虚血発作を起こしたであろう)のインタビューがYouTubeに残されている。

https://www.youtube.com/watch?v=om7Y8Fp79oU

この発作の後24時間以内が最も再発する危険な時間帯らしい。

自分の場合、幸い再発する事はなく翌朝になって4人部屋の病室に移ることになった。

そこでも6時間置きぐらいに手足の痩れが無いか、手足に力は入るか、血圧と体温と血中酸素濃度のチェックが行われた。
 

来週詳しく検査して、出血を起こした原因を特定します。 結果、白だったら早期に退院出来ますが、問題が見つかったらその治療に時間がかかる事になります。

 

来週月曜日の精密検査が終わるまではカフェイン摂取を控えてください。カフェインを摂ると利尿作用で水分量が減ってしまうので。…で、大好きなコーヒーはNGに。😭

 

月曜日の検査は、脳造影剤検査でら朝食無し😭

24時間の心電図測定も…

 

水曜日は、再検査で脚の付け根からカテーテルを入れた脳血管撮影による検査。(アンギオ検査と言うらしい)

その検査結果を元に具体的治療方法が決まるとの事。(この時点では脳梗塞を発症する可能性が高い)平行して血液サラサラになるクスリも服用を始める事になる。

そして金曜日に治療方法の説明が医師からあると伝えられた。

 

【アンギオ検査】

アンギオ検査で毛(下の毛、😅)を剃る…自分でやっていいとの事で、自らバリカンで剃る。

鼠径部(左右)右足の付け根からカテーテルを入れるので右側だけでいいかと思ったけど、男性看護師に訊くと両方剃れだと、、、

 

いつもよりチューブの長い点滴が左手に付けられた後は、尿道にカテーテル挿入。

 

これが一番しんどかった…手術の前後と絶対安静の間中ずっと違和感。結局8時間ぐらい尿道にカテーテルが刺さったまま(これがかなり太い)で、その先には【バルーン】と呼ばれる【お小水/なぜかオシッコとは言わず】尿を貯めておく透明なプラスチックバック。(1リットルぐらい入りそう)

 

手術用の青い紙パンツ(パンツは尿道に刺す前に穿かされる、左右がペリッとめくれる構造)と白い靴下(踵含めて全体的に細い作り)を穿く。

 

ストレッチャーに載せられてエレベーターで1階の手術室に運ばれる。

 

手術室に入って、ストレッチャーから手術台に看護師6人がかりでシーツごと移動させられる。(ヨッコイショと言う感じ)

 

手術台に載せられてから準備に15分ぐらいかかって漸く検査開始

 

右脚鼠径部に部分麻酔の注射が1〜2本打たれて

脳血管撮影は正味1時間ぐらい

検査中、線香花火が左眼と右眼に現れる。 頭が暖かくなって、まぁまぁ心地良い。😊

 

4.6(ヨンロク)とか3.5(サンゴー)とか、、、インジェクションがどうの…と手術用語が飛び交うのが部分麻酔だから耳に入ってくる。

検査は無事終了
 
検査が終わって再びベッドに戻ったのはいいんだけど、検査のあと5時間はカテーテルを入れた方の脚を絶対に曲げたらダメとの事で… コレが結構辛い。
 

そして、2種類の薬の服用がスタートする。脳内出血(くも膜下出血)を起こしている状態では、血液サラサラの薬を投与できない。(出血が収まらなくなるから)


タケキャブ錠10mg x 1
クレストール錠2.5mg x 2

 

 

その後、血液サラサラにする薬のプレタール服用開始

 

幸運だったのは、病院食が美味しかったこと。(^^♪

 

しかも食事は、8時、12時、18時の3回時間通りに運ばれて来る。

 

晩御飯にステーキ、横には気の利いたデザートも。(中秋の名月の日)↓

 

 

入院中の数少ない楽しみの1つ。😉