海賊たちが愛した海を -JACKPOT REMIX- | ワールズエンド・ツアー

ワールズエンド・ツアー

田中ビリー、完全自作自演。

完全自作、アンチダウンロード主義の劇場型ブログ。
ロックンロールと放浪の旅、ロマンとリアルの発火点、
マシンガンをぶっ放せ!!


夏が近づく海辺を歩く、片手に夜を携える、
水の風は誰もが愛した、水平線から流れるそれは、
頬をつたって通り過ぎてく、

フィルムで見たいつかの憧れ、
くわえタバコにダービーハット、
趣味の悪いアロハシャツ、
二度と目指さない国の地図、

唇尖らせ、優しいはずの歌を吹いてる、
どうにも悲しい気分ばかりで、
忘れた名前が瞼に過ぎた、

夜がおおう海辺を歩く、片目に見るは美しき夏のヒカリで、
潮風、背中をなでてゆく、

海賊たちが愛した街を、砂の上に浮かべてる、
立つ絶壁にて灯る黄色を見つけた、それで、
唇尖らせ、導くヒカリに笛を吹く、
無限はなくとも終わりもないと、愛するものが待つ場所へ、

果たせていない約束を手に、
果たせていない約束を手に、


“JACKPOT DAYS” all performed by Billy.-Image591.jpg




art by aya.
text by Billy.