ただ一言に激しく揺れる、悠然とはあまりに離れ、
弱きばかりが棲む変わらずは、
変わりたいと変わらないの境界線を彷徨い続ける旅のさなかに、
ろくでもなさを生かせ続ける、
安直なる死に似た沈黙、そこかしこに漂いって、
安寧にはあまりに遠く、もはや焦がれようもない、
変われないと変わりたいの狭間、
漂うだけがその在り方か、
儚く生き、儚く絶える、
泣いているのか、
もう忘れたはずだろう、
軽薄さを続けられるか、
どちらでもいい、たいして変わることもなく、
じりじり焦がす焦燥に委ねる日々よ、
さあ、明日はどこへ行こう、
高鳴るは鼓動か、あるいは愚けさ、
ただ一言に激しく揺れる、
思いどおりにならずとも、ろくでもなく生きるだけ、
果ては見えない、
やはり見えない、
果ては見えない、
いつも見えない、