夏は由布院へ。 | 日本画いろは 川村愛

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福岡在住の日本画家 川村 愛 の【 ことのは帳 】です。
絵のこと。日々のこと。綴ってまいります。


夏は由布院へ。




今年8月、由布院駅アートホールにて展覧会をします。

大分県 由布院駅は、建築家 磯崎新氏の設計で、待合室がギャラリーになっています。
列車を待つ方はもちろん、その質の高い展示から、わざわざこれを観に来るという方もたくさんおられます。
4月に展示中の伊藤裕美子さんの作品

この度、私もこの由布院アートホールで展示をさせていただくことになりました。

展示は8月1日から31日まで1カ月間。
ちょうど夏休みです。

会期中はずっと滞在する予定です。

アートホールでお迎えするのはもちろんですが、
制作をしたり、
ワークショップをしたりして、
いろんな方と交流をしたいと考えています。

アートホール30年の歴史にしっかりと名を刻むことができるよう、
現在制作に励んでいます。


先日、由布院へ行き、取材スケッチをしてきました。

悠大な由布岳。
幽玄な金鱗湖。
森の中から時折立ち上る湯煙。

ヤマザクラがまだ咲いていて、それはそれは美しい光景でした。

そして由布院は、
街の中にギャラリーがいくつもあり、
アートが身近に楽しめる環境です。

ここでの出逢いに期待が膨らんでいます。


とはいえ、今年の夏もまだどんな状況かわかりません。

観光協会の方ともお話しましたが、
観光客はやや戻ってきているものの、まだ厳しい状況には変わりないとのこと。

いつもの8月なら、アートホールはゆふいんの森号を待つ人でとてもにぎやかになるそうです。

一刻も早く旅を楽しめるようになることを願っています。

その上で、『これはぜひ由布院まで観に行きたい!』と思っていただけるような展覧会にしたいと思います。


ゴールデンウィークもまだ旅行に行けない方も多いと思います。
その分、夏休みの予定に“由布院♨️”というのも頭の片隅に置いておいてくださいね😉

どうぞよろしくお願い致します。