とりあえず歩き出そう。
スケッチブックとカメラを持っていざ出発。
由布院に来て20日め。
でも9日ぶり(感覚的には2週間ぶり)の晴れ。
これまでまともに取材できていない。
6月に由布岳が映っていた田んぼは稲穂が実っています。
宇奈岐日女神社にやっとご挨拶できました。
そして賽銭箱の中にアマガエル。
すると、
横をヒラッと青いものが…。
『まさか!?
オオムラサキ!?』
草原に野生の鹿
あそこから(写真真ん中あたりの川のそば、ってことは一番低いところ)登ってきたのよねぇ。
すでに出発から2時間近く経っています。
さて、このまま下るのもなんだから、
由布岳登山口まで行って別府か由布院どっちか行きのバスに乗ろう。
当然、子どもよりも前に立つ。
とっても小さい頃乗ったことがある気がするんだよな…。
鶴見岳山頂より由布岳。
裏側の大崩と登山口の辺りが見える。
しばらくしてロープウェイに戻ろうと森の中を下っていると、
ミヤマカラスが優雅に目の前に!
『蝶を描け』ということなのかな。
下りのロープウェイはほぼ雲の中。
たまに見える志高湖の周りのメガソーラーが痛々しい。
さて、もうお昼ごはんの時間はとっくに過ぎた。
由布院へ帰ろう。
でもすんなり帰らない。
30分後に次のバスが来るのを確認して、猪瀬戸湿原で途中下車。
湿原なだけに、あちこちに水の流れた痕があり、見えない沢の音がして湿度が高く、深入りは危険。
春にサクラソウを見たところは草に覆われていました。
通り過ぎそうになったバスを止めて
朝来た道を戻りました。
今日見たものは、緑の輝き。
そして命の煌めき。
私が今ここで、描くべきもの。
由布院の夏休み、残り10日の宿題。
川村愛個展
『The Encounter 旅•出逢い•思い出』
2021年8月1日〜31日
9:00〜18:00(最終日16:00まで)
由布院駅アートホール
〒879-5114 大分県由布市湯布院町川北8−2