「クレイジージャーニー」は、テレビの「怪しい」を一手に担っているね | 放送作家 西川栄二のブログ

放送作家 西川栄二のブログ

放送作家でお笑い学校校長の西川栄二のブログ

僕が子供の頃、「川口浩探検隊」とか「徳川埋蔵金スペシャル」とか、

それこそテリーさんがホテルで「お前、ただの猿じゃねえか!」

ってぶん殴ったオリバーくんとか(笑)、

怪しい番組がちょくちょく放送され、そんなテレビが大好きだった。

 

だけど、コンプライアンスが厳しくなり、

怪しいものをねつ造することは許されなくなり、

日本にある怪しい施設はインターネットで情報がだだ漏れになり、

今さらカメラを構えて行く必要のない場所になってしまった。

 

そんな中、「クレージージャーニー」だ。

冒険家が海外の怪しい場所に命がけで出かけ、

しかも怪しい場所は、日本人の常識には収まらない怪しい人が作った

本気の施設だったりする。

 

「クレージージャーニー」は、テレビから絶滅しかかっている「怪しい」を

一手に引き受けている。

この番組、大事しなくちゃね。