「ザ・セカンド」は、ガクテンソクが優勝 | 放送作家 西川栄二のブログ

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結成16年以上の漫才師のNO1を競う

「ザ・セカンド~漫才トーナメント」が

昨日開催され、吉本の漫才コンビ、

結成19年目のガクテンソクが優勝した。

 

前にも書いたかわかんないけど、

お笑い学校で一番教えるのが難しかったことが

「もっと頑張れ」ってこと。

 

だって「もっと頑張れ」って言っても、

「いやいや、もう十分頑張ってますから」って

言われたら、返す言葉がないもんね。

 

「もっと頑張る」ってことを

人はスポーツで覚えたり、

受験で覚えたりするけど、

それまでそうした競争と無縁で生きてきて

お笑い学校に入りました…みたいな子の中には

「頑張る」のハードルが低い子がいるのも

仕方がないもんね。

 

出場資格最後の「M-1グランプリ」で敗れ、

初めて「もっと頑張る」を嚙みしめたコンビも

いるだろうし、

会社の上層部から「今度、駄目だったら

クビだからな」って脅されて

尻に火が付くコンビだっているはず。

 

「もっと頑張る」に気づくタイミングは

まさに人それぞれのはずで、

だから結成16年以降の芸人の

NO1を競う大会っていうのも、

あったほうがいいなあ…と改めて思ったのでした。