理学療法士と因数分解。

懐かしい。

因数分解。

みなさん覚えていますか?

例えば…

2a+6abを因数分解すると、

2a(1+3b)となります。

これがわからない方は、もう一度数学の勉強をお願いします。

因数分解とは、なにをするものなのか。

まず、因数とは何か。

英語では、factor。

ん?

へぇ…

factorって、原因という意味。

原因の「因」と数字の「数」で因数なんですね!
原因となっている数字が、因数。

これだけでも勉強になりますね!

今回は、理学療法士と因数分解がどういう関係があるかというお話。

カンの鋭い方は、すでにお気づきかもしれません。

因数分解は、共通項を取り出してくる作業。

先ほどの2a+6ab。
2×a+2×3×a×b。
両方に共通しているのは、2a。
これを取り出すと、
2a(1+3b)となる。

「構成要素の中で、共通するものを見つけ出して、取り出してくる」

理学療法士の仕事に置き換えてみてみると、
評価から問題点抽出までの作業だと私は思います。

「様々な評価の中から、様々な動作に関連している共通の問題点を見つけ出す」

動作に問題がある場合は、ほとんどの場合、その構成要素、つまり機能・構造に問題がある。

例えば、更衣動作、食事動作などが上手くできない患者さん。

様々な評価をしていくと、肘関節伸展の自動運動が苦手だったとする。(もちろん実際はこんなに単純ではないですよ)

肘関節伸展の動きが改善されれば、更衣動作と食事動作が改善するかもしれない。

更衣動作と食事動作を機能構造レベルに分解した中で、
それぞれの問題として共通していた肘関節伸展の自動運動を取り出す。

この作業は因数分解そのものだと思いませんか?

肘関節伸展(更衣動作で肘伸展できずに袖を通すことができない+食事動作で肘伸展できず、食事までリーチが出来ない)

そう考えると、数学を勉強しててよかったと思う。

共通している問題点を探し出す。

関係ないような分野でも、共通していることが多くあります。

それがわかれば、
リハビリは思った以上にうまくいく。

〜〜2015年8月27日西山のつぶやきから引用〜〜
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