昴が来ました~♪
おまたせしました!(←まってないか)
昴が来ました。新しい場所にはじめは警戒しているようでしたが、跳ねたりはせず・・・「ふがーーーーーーーふがーーー」と鼻息をたてているくらい。
それもそのはず。大人だって、初めて訪れる場所はどきどきしたりしますよね?
それが、見慣れないものがたくさんある、しかも言葉の通じる動物がいなかったらなおさらドキドキするはずです。
今まで、昴に携わっていた方々へ
多くの方の愛情をたくさんいただいて、今日から我が家で生活することになりました。出産に付き添っていただ
いた方、ミルクを毎日何回も与えてくれた方、毎日お世話をしていただいた方、調教をコツコツしていただいた方、削蹄をしていただいた方、とにかく携わってくれたすべての方に。何かの縁で、彼と出会うことができました。昴と初めてあった日、直感的にたくさんの笑顔を運ぶ子になるだろうなと思いました。多くの方々の愛情を引き継いで、感謝の気持ちを忘れずに家族の一員として一緒に生活していきます!
新しいお家も気に入った様子。ウンチもおしっこもばっちり出ています。
少し畑道をお散歩しました。広場を見ると少し興奮している様子でした。少し歩いて、土のやわらかいところを嗅ぎ、前肢で少し掘ってそのままゴロン~。気持ちよかったようです。家庭菜園をしている方に、1輪車いっぱい
の白菜やコマツナをいただきました。ありがとうございました!!
多くの方に愛されるような馬になるといいなと思います
歩かないといけない動物
歩かないといけない動物…それが馬です。
心臓の割りに体が大きい馬は、歩くことで蹄が全身に血液をおくるポンプの役割をしています。なので蹄は、第二の心臓なんて呼ばれたりもします。たとえば怪我などをして歩くことができない馬は、肢がむくんだり、内臓の動きが低下してしまいます。ご存知のとおり、馬は草食動物なので、草を食べます。草を食べるため腸がとても発達しています。その全長は約40m!!(小腸22m・大腸で7m、盲腸1m)人では、いらないと言われている盲腸がとっても長いのです。盲腸の長さは、草食動物がもっとも長く、次いで雑食、肉食動物となっています。馬でも、日本在来馬は、サラブレッドと比較しても長い盲腸をもっていることから、粗食に耐えることができるといわれています。おなかがぷっくりの短足、日本人体型です。一方、サラブレッドはおなかまわりがシュッとしてますね。
木曽馬 v.s.サラブレッド
あ!馬って牛とちがって反芻はしない動物なんです。牛は、4つの胃があり、反芻胃発酵をする動物です。一度咀嚼した食べ物は第一胃と第2胃にためられます。ここで、反芻胃発酵をするのです。その後、微生物発酵を行いながら唾液やそのほかの水分と混じりスライム状になって、第4胃にゆっくり運ばれていきます。ちなみに焼肉屋でおなじみ、ミノ(第1胃)、センマイ(第3胃)、赤センマイ(第4胃)は、牛の胃なんですねぇ~
さて、馬は胃が1つしかありません。なので、食べたものはもちろん吐けません。その代わり腸が発達しているので腸内発酵によって、食物の分解吸収を行っています。ちょいと脱線してしまいましたが・・・・・・
馬は、動かないでじっとしていると内臓の動きが低下します。ひどい場合は、糞詰まり(疝痛:せんつう)になったり、腸捻転になったりして死んでしまう場合もあります。なので、運動はとても大切なのです。運動が病気の予防になるのです。人も馬も共通ですね!
ということで・・・
準備中の放牧場兼運動場
斜線の部分を5月から使えることになりました。15m×15mくらいです。我が家のすぐ隣の畑を借りることができました。それまでは、↑写真の中央にある木のあたりを使わせていただきます!!
昴がくるまであと1日!!!!!!!
敷料になる籾殻を運びました。空馬房は飼料庫兼、父のお気に入りの軍鶏を飼うはずが・・・軍鶏がはい
るスペースはなくなってしまいました。父ちゃんごめんね~
農家の方からのリースの籾殻です。ウンチとおしっこが混ざった籾殻を返却します。これでどちらもお得!
馬糞は、よい肥料になると昔から重宝されています。化学肥料は高騰していますし、自然派の農業を目
指す方にはぴったり。
馬を飼っている農家では、家の土間を1mくらい掘って石灰をまいて固め、そこに馬をいれ、ウンチやおし
っこの上に新しい土や藁を敷き、土間と同じ高さになるころには、馬の下で質よい肥料ができ、そしてそ
れをまたを掘って田畑にまく・・・という飼い方をしていたそうです。現在、糞尿処理についてはさまざまな
条例があるようですが、昔の人の知恵や工夫はすばらしい!!今も、田舎では土間に馬がいて寝起きを
ともにしているという話です。コレをいつか実践したいと思います。
エサは、アメリカンチモシー(イネ科の植物) 出穂期とヘイキューブ(固形の濃厚飼料)を購入しました。
それでは、昴の到着までしばらくお待ちください
馬房づくり その5 ( 9割完成 )
春一番が吹き荒れています!もう、春ですね。我が家では、水仙がきれいに咲いています。
そして、チャボが巣につき始めました。卵は11個抱かせたようです(←父の趣味)。
本日までの報告をさせていただきます。
昴を迎える日まで約10日
まずは、馬房。扉がつきました。結構あたたかいですね。
扉の高さは、115cm。背の低い私にとっては、とてもちょうどよい高さです。
窓は、ひとつの馬房につき3枚。風が通るようにつくりました。
さてさて、放牧場をつくらなくては。草地づくりをしようかともくろんでおります。当面の目標
は、昴のおやつ飼葉ができるくらい。夢は広がります。
☆やることリスト☆
・繋ぎ場をつくる
・水場を完成させる
・馬房前のスロープを完成させる
・飼い葉・水桶を用意する
楽しみながら、やっていきます!
それではまた~
馬房づくり その4
どうも、mihoです。今日は、あたたかかったので、作業しながら眠くなるくらいでした。
春の草花がずいぶん成長してきましたよ。はーるよこい、はーやくこい
しもやけがはやく治りますように。
馬房づくりもその4を迎えました。最近、見てくださる方も増えてきています♪
ありがとうございマーーーーーース!少しでも、馬を飼おうとしている方のお役に立てたらと思います。
さて、近況報告です。父ががんばってくれています。本当にありがと~★
私は、助手ですよ。細かい作業は得意です。女子なので、力仕事には、限界があります。
パイプハウスには見えないでしょ?
馬房は2つですよ。1部屋は3m×3mです。馬房は2つつくっています。しばらくは、1つの馬房は、エサの準備兼
保管部屋になる予定です。今は、広く感じるけど、きっと昴がきたら狭く感じるんだろーな。
さてさて、忘れちゃいけないのは、コンセント。夏は、扇風機を設置する予定です。仕事が終わってから馬房掃除
をする予定なので、暗くなっても作業ができるように照明も設置する予定。引き続き一家でがんばります。
馬具がそろいました。写真に写ってないものもたくさんあります。
買ったのは、ゼッケン・ハミ・SOS(鞍につけるつかまり紐)・鐙・調馬策(長いリードみたいなの)・鐙ゴム・長鞭・てっぴ・ブラシ類・鞍(←中古)・汗こき(水切り)・無口・・・など一通り。
頂き物は、腹帯・頭絡・手綱・曳手・無口。ありがとうございます。大切に使わせていただきます。
あとね・・・鞍置きをつくっています。とりあえずまだボディーしかできてないけど。ノミをかんかんやって
丸太に穴を開けていたら豆がつぶれました(いたッーーー4肢は大変!
鞍がのるとこんな感じです。イメージできた?