美容室の空間構造など。 | noi 稲生洋士のご機嫌いかがですか?

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新町(大阪市西区)の美容室/ヘアサロン【noi】の稲生洋士の気ままに綴るブログ。

ご機嫌いかがですか? inouです。

緊急事態宣言が発令され、ニュースなどで美容室の営業等、ざわざわとコメントが上がってますが、美容室の空間構造などで、僕の思う事です。




美容室は、開業するにあたって、様々な基準が設けられています。

開業するまでには、保健所の立ち会い検査で基準に適合している事を認定されなければなりません。

その基準は、意外にたくさんあります。

お客様からしたら、知ることはまず無いと思います。

◆作業場と待合所を分ける。
◆作業所の面積に応じた椅子の数と間隔。
◆流水式の手洗いの設置。
◆消毒用シンクの設置。
◆洗髪用の流水式設備の設置。
◆天井の高さは床から2.1m以上であること。
◆作業所の明るさ。
◆作業所の換気が充分におこなえる構造設備。
◆作業所の換気扇の数。
◆蓋付きゴミ箱の設置。

などなど、他にも書ききれないくらいの衛生面に関しての事も。

国家試験にも衛生法規もあります。

この様に、空間スペースの規定、換気、明るさ、衛生面などでも、清潔にしていなければ、営業してはいけないのが美容室です。

シャンプー中の顔にかけるフェイスガーゼにも、ちゃんと理由があります。(目と目があったら恥ずかしいからとかではありません笑)

シャンプーや、加温機などで湿度も上がります。

頻繁に手も洗います。

薬剤が付いた状態だと手が荒れるので手洗いは習慣です。

さらに今は、特に徹底した感染予防策も取っているのでセキュリティレベルでは、安心して頂けるのが美容室の空間だと思います。

inou。