ようやく秋めいてきましたね。いかがお過ごしですか?
ハタと気づけばもう9月。春も夏もなく秋のお祭りも中止。
2020年は歴史の中から抹殺されてしまんじゃないかと思う今日この頃。
いや、強烈に歴史に残るのか。。
*†*:;;;:*†*:;;;:*†*:;;;:*†*:;;;:
2001年9月は病院のベッドで過ごしていました。
8月に円錐切除、9月はじめに子宮広汎全摘でドレーンバッグをぶら下げて病院中をうろつき回るとっても元気な癌患者でしたね。
明日、11日はアメリカでテロがあった日。
ベッドの上で言葉もなくテレビ画面を見つめていた1日でした。
正直なところ、癌の手術で入院した頃のことはあまり覚えていないんですが、ビルに飛行機が突き刺さってる映像を病院で見ていたな、ということだけははっきりと覚えています。
入院していた時は元気だったんですよね。
当時35歳、若かったし、そのあとに来る辛さというものがまだわかってなかった。
癌の温床を切り取ってしまったらあとは普通の生活が戻ってくるって思って楽観してたかな。
術後2〜3週間でドレーンが取れて、それからがキツかった〜
なんせ自然な排尿ができないし。腹圧をかけて無理無理押し出すようにして自力で排尿できるようになるまで随分かかりました。
今も腹圧かけないと出ないから、疲れている時や酔っている時にはトイレが辛いです。
10月に退院できたんですが、退院してからじわじわと精神的につぶれていきました。
体力が戻らないし、仕事も体力不足で思うようにできないし、性の方が全くどうしようもなくて、もう元に戻れないんだと思うとどんどん気持ちが落ちていく。
子宮広汎全摘の翌年にリンパ浮腫を発症してからはもう落ちる一方で。
長〜い長〜い鬱のトンネルに入りましたとさ(_ _).。o○
2016年にリンパ浮腫の手術を受ける頃にようやく鬱抜けできました。
時々ヤバめになることもあるけど、今は安定してます。
3年前の9月は頑張って弾性ストッキングを履いてたんやな〜
昨年と今年の夏は弾性ストッキングを履いていません。
夜間にエアボウェーブと時々弾性包帯プラスでの圧迫。
まあ、なんとか維持できてるかな。
*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆
19年前のあの頃をちょっとばかり思い出して書いてみました。
このブログを読んでいただいてくださる方の中には、現在治療中の方、経過観察中の方もいらっしゃると思います。
今は辛くてもいつか霧が晴れる時がきます。焦らずにね。
あした天気にな〜ぁれ!(=^ェ^=)