この前、弊社案件への面談をした方に希望単価を聞いたところ、こう言われました。
「今の契約の元請けが受注している金額が欲しい」
それに対して僕は、こう回答しました。
「単価を上げたいのはわかるけど、あなたの価値を決めるのは顧客だから。その単価で受注するために、顧客に評価されるための努力をする準備はあるのか?元請けがやっている営業努力を、あなたは代わりに出来るのか?その単価で受注したあなたは喜ぶかも知れないが、弊社のメリットは何か?もっと営業努力をすべきだろう。」
勘違いしているのかも知れないけど、
下請けをやっているということは、上位会社にユーザー企業への営業努力を「委託」しているということだ。
その代わりに、営業マージンを払っている。
妥当な営業フィーですよ。
それがイヤならば、直接エンドユーザーへあなたが営業しにいけばいいでしょう。
でもね、そんなこと出来ないでしょ?
所詮、下請けに甘んじているんだから。
自分で仕事を取る力が無いなら、営業会社に案件探してもらうしかないじゃない。
こんなことも分からない人が、この業界には本当に多い。
僕はね、自分でも営業出来るけど、
今は現場に張り付いていて、営業しにいく時間が惜しいから、「戦略的に」営業会社を使う。
営業会社を使うことで、少しでも目の前のコンサルティングに集中する時間を確保している。
そして、喜んで営業フィーを感謝してお支払いする。
子供も小さいしね。
勿論、経営に専念出来るようになったら、
エンドユーザーへ営業に行くよ。
正確に言うと、「お願い」されるように、
マーケティングを仕掛け、問い合わせが来るのを待つんだけどね。
出版は、そのマーケティング戦略の一つ。
そこまで考えたことあるか?と聞きたい。
思考が浅過ぎる。
考えられないなら、つべこべ言う前に、
高単価で納得してもらえるだけの価値を身につけなさい。
事実、月額単価100万を超える高単価でも、
引く手数多で、抜けようとすると更に単価を釣り上げられて引き止めされる人たちは、沢山いるんだからさ。
まず、やるべきことは、
「どこに行っても認められる技術」を身につけることからだよ。