【コラム】マイルストーンを置かないと気持ち悪い! | 飯島法久の毎日がプロジェクトマネジメント!

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IT業界のプロジェクトは技術の進歩やビジネス要求の変化に伴い、複雑化・複数同時進行型に変化しています。
そんな背景の中、益々プロジェクトマネジメントの重要性が問われるようになりました。弊社はプロジェクトマネジメントに特化したコンサルティング企業です。






プロマネの基礎の一つに、

「マイルストーンを置く」というものがあります。



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マイルストーンとは、道しるべのこと。

上の表でいうと、♦︎のしるしのことです。



プロジェクトで言うと、通過ポイントのことで、

スケジュール表にゴールから逆算して、重要なマイルストーンを置いて、タスク管理をしていきます。





例えば、カレーライスを作る作業のとき、

「カレーライス」というゴールにたどり着くまでには、「下ごしらえ」「炒める」「煮る」「ルーを入れてかき混ぜる」というマイルストーンがある。



マイルストーンを一つずつ手順通りに作業をしていけば、無事に美味しいカレーライスが出来るわけです。





この「マイルストーンを決める」という行動はとても重要で、マイルストーンを置いてそのデッドライン(期限)管理をしていれば、前提が覆らない限り、大きくスケジュール遅延が発生することはありません。




ゴール途中の通過ポイントを意識しながら、

「次は何をする」とタスクの優先順位を決めていけば良いからです。




箱根駅伝に例えると、区間ごとに順位や戦術を確認するというイメージですね。




逆に、マイルストーンを決めておかないと、

ゴールを目指しているハズが、全く明後日の方向に進んでいた!ということも、起こりかねないのです。




だから、優秀なプロマネはマイルストーンをいち早く決めに行く。


決めるための調整先を探し、調整ポイントを関係者ですり合わせ、依頼事項やTODOを決める。



そのマイルストーンまでに必要なタスクを洗い出し、役割分担を決め、優先順位をつけて進めていけば良いのです。





今、僕が担当しているプロジェクトで、

一つだけ僕が参加していない会議は、なかなかマイルストーンを決めてこないから、イライラしている。


仕方ないから、次回は僕が参加して決めて来ることにした。



こういうポイントをちゃんと押さえられないから、

プロジェクトが炎上するんだよ。。



全く、プロマネの素人は、これだから困る。

どれだけ技術者として優秀でも、マイルストーンを決められないヤツは、決してプロマネにはなれない。






本日も最後までお読み頂き、誠に有り難うございました!


皆様との良きご縁に深く感謝申し上げます m - - m



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