【コラム】「寝た子は起こさない」理論 | 飯島法久の毎日がプロジェクトマネジメント!

飯島法久の毎日がプロジェクトマネジメント!

IT業界のプロジェクトは技術の進歩やビジネス要求の変化に伴い、複雑化・複数同時進行型に変化しています。
そんな背景の中、益々プロジェクトマネジメントの重要性が問われるようになりました。弊社はプロジェクトマネジメントに特化したコンサルティング企業です。





僕の尊敬する経営コンサルタント、石原明さんの提唱する理論ですが、みんな、多くの人は何も疑問を持たずに「寝て」いるから、ムダに起こさずに自分が成長してあっという間に置き去りにすればよい、という考え方です。





最近、よく感じるのですが、

本当に学ばない社会人が多いんですよね。



ちょっと勉強すればわかることも、勉強しない。

知ろうともしない。



勉強は、学生時代のものだと勘違いしてませんか?





{4D8343D4-85BC-4DA3-87B2-5AC2F04416F7}





例えば、PM経験がなくて、PMになりたいとするじゃないですか。



普通なら、その機会を与えてもらった面談前に、

僕だったら「PMの原則って何だ?」と考え、ある程度事前にインプットをした上で面談に臨むのですが、そういう人はびっくりするほどいないんですよね。



そうすりゃ、

「PMBOKって何ですか?」

という質問にはならないわけですよ。


ちょっと調べりゃ、出てくるキーワードなんだから。





少し調べればわかることに答えられないと、ガッカリしちゃう。でも、それが日本の現実。



それどころか、自分の専門分野であるjavaなどの技術知識を磨いたり、専門書を読むことすらせず、ひたすらOJTで学ぼうとしているのは、僕には気が狂ってるとしか、思えない。





あのね、

OJTってのは、日本企業ならではの経営者の怠慢

だからね。




真剣に教育しようと思ったら、OJTで足りるわけがない。でも、みんな、疑問も持たずに会社から言われるまま、現場にいればスキルが身につくと、勘違いしている。



専門的なインプットとトレーニングをしないのに、一流になれるわけがないでしょう。



専門的なトレーニングしないのに、プロになれるわけがないでしょう。






京セラの稲盛和夫さんの有名な理論ですが、

ビジネス力=「考え方」×「マインド」×「スキル」

という、法則があります。




スキルばかり学ぶことに頭がいってる人が多いけど、

その前に「考え方」「マインド」の方が重要。



それがマイナスならば、

掛け算だから、ビジネス力はマイナスです。



ほとんどの人は、「考え方」「マインド」がマイナスでないにせよ低いから、ビジネスのアウトプットが低く、収入も低いのです。





スキルが無いんじゃない。

はっきり言うと、意識が低いから稼げないんだよ。





でも、そんな人たちを「叩き起こす」必要が、僕にはある。

なぜならば、業界のPM不足は本当に深刻だからだ。





2030年にはエンジニアが80万人くらい不足する、という、経済産業省の予想がある。聞いたことくらいはありますよね。




しかし、それ以上に知られていないのは、

ユーザー企業もITベンダーも、PM人材の「量的」「質的」不足感が4割以上という事実だ。




この先、業界全体の人不足が顕在化した時、

PMの不足感がどうなるかは、想像出来るだろう。




だから僕は、正直、とても急いでいる。


少しでもPMになれる可能性のある方をドンドン引き上げていかないと、本当に産業として成り立たなくなる日が来る。




只でさえ、業界の失敗プロジェクトは7割。


つまり、頭数だけでなく、マトモにプロマネ出来る人が殆どいないということだ。





なぜか?

それは、OJTに頼ってるからに他ならないのでは?





あのね、

プロマネのプロをOJTなんかで育てられるわけがないでしょう?





バカにするのも、いい加減にしてください。


そして、その人たちを野放しにして、「人売り」商売だけで左団扇をしている業界の経営者の方々。




「起きる」か「去る」か、どっちかにしなさい。






まぁ、僕の周りでは、最近起き始めた人が増えてるので、このまま活動を続けます。



共感出来る方は、僕のプラットホームで一緒に業界を変えていきましょう。





本日も最後までお読み頂き、誠に有り難うございました!
 

皆様との良きご縁に深く感謝申し上げます m - - m



読者登録してね



 

【無料メールセミナー】

あなたのプロジェクトを成約に導く7つのステップ

↓↓↓

 

【有料メルマガ】
初月無料ですのでお気軽にお試しください。
バックナンバーも購読頂けます。
↓↓↓

【弊社のHP】