インク | 感じるままに.

感じるままに.

詩みたいなの書いてます(・ω・´)
よかったら寄って行ってくださいな

あの時ペンを置いていたら
誰かを傷つけたまま首を吊っていた

心の臓に垂れたインクが
なんだか少し温かい

たとえ赤血球が黒くなろうとも
足跡に変わりはない

変えられるのは未来だけで
未来に向けてペンを走らせた

昨日の僕たちの胸に刺さった言葉
それだけが僕たちを動かした

喉が渇けば水を飲むように
インクをまた補充した

過去に垂らしてきたのは
黒と赤

悔しければ滲む
楽しければ跳ねる

腹は減る
そして寝る

首の縄を解き苦痛を生きた先に
想いというものが救う事を知った
変わらない過去を背負い
変えられる未来を信じて
あの日の自分に手を伸ばし
今を書き足し
失敗も辛さも抱えながら
滲む感情と弾む鼓動を感じる
今日という一日をまた終えてゆく

あの時の僕を
今も信じてる