自分の手で循環する暮らしをつくって、
わが家の自給率をアップしよう!風と土の自然学校 梅崎靖志です。
いまは、秋冬野菜の
種まきシーズン!
僕たちが食べているすべての作物は、
タネを蒔いて育てています。
つまり、タネが僕らの命の根源。
だから、
野菜のタネを取り巻く状況について
知っておくのは、
自給自足的な暮らしの必修科目です。
前回に続いて、今日は、
固定種がオススメな理由についてご紹介します。
前回の記事は、こちらからご覧いただけます。
家庭菜園なら、固定種がオススメな理由とは?
今の主流は、交配種(F1種)です。
交配種とは、ひと言で言えば、
父株と母株のいいところをあわせ持つ
ハイブリッド種。
交配種は、生育期間やカタチ、大きさが
そろうので、交配種には、農家さんに
とって様々なメリットがあります。
でも、家庭菜園なら断然、固定種がオススメです。
固定種ってなに?
固定種とは、ひと言で言えば、
「タネ屋さんが育てた自慢のタネ」
例えば、カブの種子をまくとします。
たくさん育てた中から、形や味のいいものを選んで、
種子を採り、またそれを育てます。
これを何世代も繰り返して、いいものを選抜して
育成すると、性質が「固定化」してきます。これが固定種です。
なぜ、家庭菜園には固定種がいいのか?
家庭菜園に固定種をオススメする理由は
いろいろあります。
<理由 その1>
固定種なら、少しずつ収穫できる!出荷するなら一度に収穫して、畑を片付け、
次の種まきをした方が効率よく栽培できます。その点、交配種が有利です。
一方、
固定種は、収穫までの日数にバラツキが出ます。
つまり、ダラダラと少しずつ採れるわけです。
たとえば、大根。家庭で使うなら、一度に30本収穫できるのと、
大きなものから少しずつ収穫するのでは、
どちらがいいでしょう?
漬物を一度にたくさん漬けるのでなければ、
少しずつ採れた方がいいですね。
次回は、もう一つの理由をご紹介します。
※表示されない場合は、明日までお待ちください。
野菜のタネの話<その3>に続きます。
野菜の種子について
もっと知りたい方にオススメ!
2023年9月6日(水)に開催する体験会
「自然農をする人のタネの基本
&手づくり循環生活お話し会」では、
タネを取り巻く状況のほか
自給用の菜園であれば、
どんなタネを選べばいいのかについてもわかります。
ーーー自給自足的な暮らしを楽しむなら、
タネのことは、必修科目です。
基本がわかると、楽しさ倍増!
オンラインなのでご自宅からご参加いただけます。
また、録画視聴コースもありますよ。
ご参加を、お待ちしています!
【オンライン講座】
自然農をするなら知っておきたいタネの話し
&手づくり循環生活
このほか、
・自分の手を動かして、循環する暮らしを始めたい
・自然農やパーマカルチャーの暮らしをできるところから
始めたい
という方向けのオンライン連続講座
「おうちでパーマカルチャー塾」
についてもご紹介します。
自分の手で作る循環する暮らしは、
楽しさと豊かさと安心感が詰まった暮らし方です。いまは、ちょうど種まきにはいい季節。
種をまいてみませんか?楽しいですよ!
引用元:野菜のタネの話<その2> 固定種がオススメな理由