自分の手で作る循環する暮らしで
わが家の自給率アップをアップしよう!

 

風と土の自然学校 梅崎靖志です。

 

 

昨年、ご縁をいただいた
九州佐世保で放牧養豚をしている
味菜(あじさい)自然村さんから、
年末にお肉を購入させていただきました。


とてもていねいに肥育された豚さんです。

 


せっかくなので、豚バラ肉で
ベーコンを作ろう!と思い立ち、

年末に、下味をつけて
冷蔵庫に寝かせていました。

 


ちょうど、年末年始は
主催の講座もなくて、
比較的ゆったりしたスケジュールなので

年明けに、仕込んでおいたお肉を
いよいよ燻製してベーコンに!

 


燻製するのに活躍したのは、

自作のロケットコンロと
一斗缶スモーカーです。

 

 

ロケットコンロというのは、
これです。

 


燃焼効率がよくて、燃やした薪の
熱が逃げない構造なので

少ない薪で調理ができる優れもの。

 

 

そして、
ベーコンを燻製するスモーカーも
一斗缶を使った手づくり品です。

 

わが家で燻製する時は、
いつもこれが活躍します。

 

 

 

今回は、スモークのチップとして
いただいてきた伐採木の樹皮や材の
細かな破片を使いました。

 

 

アルモンデ方式です。

 

つまり、「あるもんで」済ませるという(笑)

 

 


今回は、お肉をスモーカーに入れて
2時間半。


ちょいちょい薪を足して
火の番をするのですが、
外は風が吹いて寒かったので、
コーヒーも沸かします。

 


コーヒーを沸かすのに使ったのが
「ウッドガスストーブ」

やはり手づくりです。

 

ウッドガスストーブ

 


マキネッタという
直火式のエスプレッソマシンを
ウッドガスストーブの上に置いて
コーヒーを沸かします。

 

 


現在のような
手づくり循環生活をする以前は、

登山などにもって行く
カートリッジ式のガスストーブを
よく使っていました。



いまは、自宅での野外調理には
もっぱら薪を使った調理用ストーブが
活躍しています。

 

 

いよいよ燻製のはじまり

 

燻煙の時間をいろいろ調べてみると、
60〜80度で2時間〜4時間。

低温殺菌牛乳が、
63~65度で30分間の殺菌なので
これがクリアできれば、安心ですね。

 

 

今回の燻煙時間は2時間半。

温度計をさして中心温度を測ってみると
60度弱。

 

ちょっと温度が低いけど、
加熱して食べれば大丈夫でしょう(笑)、
ということでひとまず完成。

 

 

 

表面をスライスしてみると、
中はきれいなピンク色。

 


今朝の朝食に、
フライパンで焼いていただきました。

 

いつも思うことだけど、
やっぱり自分で作ったものは、
市販されているものとは違うおいしさが
あります。

 

 

今回活躍してくれた調理用のストーブは、
ロケットコンロとウッドガスストーブ。

 


ロケットコンロは、割と大きめなので、
持ち歩くというよりは、
自宅の庭などで煮炊きするのに向いています。

 


一方、ウッドガスストーブは、
小型で持ち運びやすく、

 

燃料になる薪も、小枝があれば
十分、煮炊きもできるので、

キャンプに持って行っても重宝します。

 


こうした調理用ストーブは、
災害時にも役立ちますから、

 

普段から使い慣れておくと、
電気やガスがストップしても
あわてずに済みますね。

 

 

調理用ストーブの作り方 &手づくり循環生活 お話し会

 

2月には、
ウッドガスストーブの作り方と、
手づくり循環生活の魅力をご紹介する
オンラインのお話し会をします。

 

 

オンラインなので、全国どこからでも
ご参加いただけます。

 

また、当日都合が合わなくても、
録画視聴ができるので安心です。

 

詳しくは、こちらからご覧いただけます。

 


手づくりの調理用のストーブにご興味があれば、
ぜひチェックしてくださいね。

 

 

 

当日は、
ウッドガスストーブの作り方を
初めての方でもわかるように
お伝えします。

 

 

必要になる材料はもちろん、
どんな道具をそろえればいいのか、
詳しくお伝えしますね。

 

 

このほか、
ロケットコンロや、
もみ殻を燃料にしてご飯が炊ける
「ペール缶ぬかくど」など、

 

いくつかの調理用ストーブの
しくみもご紹介します。

 

 


もちろん、
私たちの暮らしの様子を交えて
手づくり暮らしの魅力や
自然農のお話しもしますので、
お楽しみに!

 


燻製づくりをした日は、
少々風が強かったけど、
お日さまの日差しが暖かくて、
のんびりとした
とてもいい時間になりました。

 

 

身を捧げてくれた豚さんに感謝して
ベーコンを大切にいただきます。