8万㌦が1ミリオンに! アメリカの不動産って・・・でも右から左か | 小さな島の小さな家で  Vashon 島だより

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世界放浪の後、ついに念願の島暮らしを実現。ワシントン州のシアトル対岸の小さな島でリタイヤ生活を始めました。

昨日は前々から決めていたマダムおひとり様遠征ランチの日。ウキウキとランチ前にちょっと洋服でも見たりしようかなとあれこれ考えていたのに…じいさんがついてきやがった!DCから友人が実家のお母さんのケアのために帰ってきていて、その家がマダムのランチ予定の場所の近くだったのですよ。

時間制限かけられてのランチって嫌だけど、仕方ない。

 

素敵なお・も・て・な・し!そして弾丸トークでストレス発散です。

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その後お友達と一緒に老陸が訪問している友人のご実家へ行く。89歳のお母さんが転んで骨盤骨折で入院中。お姉さんが母の日に送ってきたお花のカゴを持って歩いてた時に転んだんだって・・・イタリアでクルーズ中だった彼が家に取り付けていたセキュリティカメラを見て転んでいたお母さんを発見して隣人に救急車を呼んでもらったそう。

で、彼は今お母さんの家を断捨離。このご実家、70年代に8万㌦で購入。そして今の不動産価格は1ミリオン超えです。近くにマイクロソフトがありご近所さんは多国籍。学区も優秀なIB高校だし。でもね・・・買ってから一度も改装してないんですよ?なのにその価格?買った当時のままの室内はミッドセンチュリーです、当たり前だけど。同じシアトル近郊でもこういう大会社の近くに家買ってると不動産価格の上がり具合が全く違うのがアメリカって感じ。

もう使ってないというミッドセンチュリーのシュガーポットをもらってきました。

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そして90年代に彼のお父さんが作った梅酒のテイスティングを。これも気前よくくれた。

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これは去年彼がつけた梅酒。古酒とは全く違うね、やはり。

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途中、保険会社から電話があり、お母さんには近日中に退院してもらいますと。まだ骨がくっついてないのに!病院隣接のリハビリ病棟に移ってあと1か月はそこで面倒見てもらいたいとアピールする予定らしい。ですが、一日$370ほどの費用。一ヶ月、日本円で軽く百万円超えます。普通ならこのご実家を売って介護費用にあてるのかな。1ミリオンあれば一ヶ月に1万㌦以上の介護施設費を払っても10年は賄える計算。

帰り道老陸が「私の母親は本当に理想的な死に方だったよ」としみじみ。彼女が乗っていた車のダッシュボードには事故があったときのために子供たちの連絡先を書いて入れてたけど、亡くなったのは15年ほど住んだリタイヤメントホーム。朝起きて薬を飲もうとしたときに心臓が止まった・・・95歳で亡くなるまで毎日40分ほどの水泳、友達とのブリッジで頭もすっきり。ほんとピンピンコロリでした。

マダムもピンピンコロリをめざそ~。あしたからまた雨だっていうし草抜き続行。

 

ミーシャの日々

7歳のミーシャは人間だと何歳なんでしょう。まだまだ元気。

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